国内スタートアップ
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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電気インピーダンス技術を活用した各種ヘルスケアデバイスを展開。ベルトを巻いて寝るだけで睡眠中の呼吸・眠りを解析する睡眠センサデバイス「ウェルネー・スリープ」の提供。呼吸による肺の電気特性変化を捉え、生き埋めになった被災者の位置を特定するドローンセンサー「生存者探索ドローン」の開発。電気と磁場を利用した無被曝・非接触型画像診断装置「CIMT(電流励起磁気断層画像化装置)」の実用化に向けた理論検証モデルを作製。ペットの呼吸や動きを遠隔で確認できるハーネス型センサ「ウェルネー・ペット」、生体情報をリアルタイムにモニタリングするカード型センサ「Smart Health ID Card」等の提供。 | 2015/02/23 | 2026/07/09 | シリーズA | 259,800 (推測) |
小型ロボット、スマートイヤホン等の設計・製造・販売を行う。生成AIを利用した次世代接客ロボットを、双日株式会社と提携し開発・販売。ChatGPTを搭載した高齢者・幼児向けの見守りロボット「cinnamon(シナモン)」の提供。生成AIを搭載し、接客・多言語翻訳・商品販売等の複数業務を行う接客ロボット「cinnamon Guide(シナモン ガイド)」の展開。リアルタイム文字起こしや話者分離、自動言語選択等を行う会議システム「donut AI(議事録ver.)」の開発。インカム機能・翻訳・オンライン議事録作成等の機能を持つイヤホン型デバイス「clip EAR」の展開。着用者の音声を翻訳してスマートフォンに表示するスマートマスク「C-FACE」等の提供。 | 2016/01/04 | 2025/10/31 | シリーズB | 5,828,246 (推測) |
近距離モビリティの開発及び付帯サービスの提供。免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」シリーズの開発。「WHILL」を用いた法人施設向けの移動支援サービス「WHILLモビリティサービス」の提供。保険・ロードサービス・メディカルアシスト等がセットになったサポートサービス「WHILL Smart Care(ウィルスマートケア)」シリーズを、東京海上日動と共同で開発。メーカー専門員が初期設定を一括して対応するサービス「WHILL訪問設定サービス」等の提供。「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに掲げる。 | 2012/05/11 | 2025/10/31 | シリーズD | 51,781,717 (推測) |
オリジナル記事
2021/09/28
今週のトップニュースは、血糖モニタリングデバイスを開発するProvigateの資金調達を取り上げる。 前回調達では苦難を味わった同社だが、起死回生の一手となったピボット(事業転換)を成功させ、今回の調達にこぎつけた。ピボット成功の決め手や今後の事業展開についてProvigateの関水康伸CEOと今回の調達でリード投資家を務めたスパークス・グループの櫻庭茂樹氏に聞いた。 そのほか、コロナ禍で追い風から一転、逆境に追い込まれたオンライン営業システムのベルフェイスが事業を立て直し、30億円を調達するに至るまでのストーリーを紹介する。
2021/08/18
技術により社会課題を解決できると期待されるディープテック(研究開発型)のスタートアップ。技術的なイノベーションの担い手として国をあげて育成に乗り出そうとしているものの、収益化までに時間がかかる、投資家側の技術の目利きが難しい、などの理由から資金調達には苦戦する企業も多い。 そのような中、ディープテックのスタートアップを資金面から支える役割を期待されているのが大学系VC。国立大が先行しているが、私大の中でディープテックの可能性にいち早く目をつけ、投資をしてきたのが、慶應義塾大学のVC、慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)だ。 2021年には2号ファンドの設立を発表し総額約150億円を運用する。代表を務めるのはグリー共同創業者の山岸 広太郎氏だ。 KIIのスタートアップ支援は投資にとどまらない。「ディープテックの発展には、資金とビジネス系人材が必要だ」と語るKII代表・山岸氏に、これまでの研究開発系スタートアップ支援の実績や課題、展望などについて話を聞いた。
2021/08/12
2019年にCVCを設立したダイキン工業。それに先駆け、2017年に大阪大学へ10年間で56億円、2018年には東京大学へ10年間で100億円の資金を拠出して包括提携するなど、産学連携を中心としたオープンイノベーションを積極的に進めてきた。CVCの設立で機動的に投資できるようになったことで、スタートアップとの協業を通じて海外で新サービスを開発するなど、成果の兆しも見える。 CVCを設立することでスタートアップとの協業の仕方はどのように変わったのか。事業部長一人の承認で出資を決定できるユニークな体制をとっている狙いはどこにあるのか。CVCの発案者である、ダイキン工業 テクノロジー・イノベーションセンター 副センター長 兼 CVC室長の三谷太郎氏に聞いた。
2021/07/09
半導体製造装置の東京エレクトロン(TEL)は2006年米国にCVC「TEL Venture Capital(以下、TEL Venture)」を設立した。日本企業としては老舗のCVCにあたるが、設立直後には大きな壁に直面し、立ち上げ数年間は成果となる新規事業の創出に至った案件はゼロ。そんなCVCの立て直しに抜擢されたのが、同社で30年以上半導体事業に携わってきた圓城寺 啓一氏だった。 圓城寺氏は代表就任後、組織編成から投資方法まで、全てを抜本的に改革し今のTEL Ventureを作り上げてきた。過去の失敗から何を学び、どのように今のTEL Ventureを作り上げてきたのか。独自に確立した「マイルストーン投資」とはどのような仕組みなのか。圓城寺氏に聞いた。
2020/09/14
スタートアップの最新トレンドがわかる週間企画「INITIAL Briefing」。 独自取材による注目スタートアップ紹介、資金調達など抑えておくべき3大ニュース解説、EXIT Reviewなどのコンテンツをお届けする。 注目スタートアップは、子育て関連サービスを展開するTrimを紹介。SDGsの取り組みとして注目が集まる事業領域と、「トイレのようにどこにでも当たり前にある社会インフラをつくりたい」と代表・長谷川氏が語る背景に迫る。 9月2週目のピックアップニュースでは、上場企業・スタートアップによる買収の新たな兆候について解説する。 また、直近のIPO動向や今後の注目IPO企業についても解説する。








