国内スタートアップ
645社
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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地産地消型の木質バイオマス発電所を運営する地域自然エネルギー事業を展開。ウッドチップで稼働するバイオマス発電所の開発、エンジニアリング、資金調達、プラント運営を一気通貫で手掛ける。地産地消型の木質バイオマス発電所を秋田県と宮崎県で設立した実績を有し、2022年8月現在は中山間地域における熱電併給型(CHP)の発電所の普及に注力する。小型で高効率なガス化技術を発電技術として採用することで、各地域の未利用木材の資源化、中山間地域における分散・循環型の社会インフラの実現を目指す。 | 2015-04-10 | 2022-05-17 | シリーズB | 4,688,814 |
パーソナルモビリティ製品の開発・生産・販売・関連サービスの提供、及びパーソナルモビリティ製品を使用した移動サービス(MaaS)の提供。個人向け事業として、折りたためる軽量モデル電動車椅子「WHILL Model F」、段差や坂道に強く、縦だけではなく横に回る特別な前輪、オムニホイールを採用し小回り性能に特化した「WHILL Model C」などを開発。サービス事業として、WHILL本体の修理費用を負担する「本体保証サービス」、保険・ロードサービスなどがセットになったサポートサービス「WHILL Smart Care」の展開。法人向け事業として、シームレスな移動のソリューションを提供する「自動運転サービス」、研究開発用のプラットフォームとして利用できる「研究開発モデル」の提供。「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに掲げる。 | 2012-05-11 | 2022-05-17 | シリーズD | 41,208,142 (推測) |
2014-02-10 | 2022-05-16 | シリーズC | 6,003,257 (推測) |
オリジナル記事
5
ディープテック・Provigate、起死回生のピボットで世界へ
2021/09/28
今週のトップニュースは、血糖モニタリングデバイスを開発するProvigateの資金調達を取り上げる。
前回調達では苦難を味わった同社だが、起死回生の一手となったピボット(事業転換)を成功させ、今回の調達にこぎつけた。ピボット成功の決め手や今後の事業展開についてProvigateの関水康伸CEOと今回の調達でリード投資家を務めたスパークス・グループの櫻庭茂樹氏に聞いた。
そのほか、コロナ禍で追い風から一転、逆境に追い込まれたオンライン営業システムのベルフェイスが事業を立て直し、30億円を調達するに至るまでのストーリーを紹介する。
慶應大VCが明かす、ディープテックの育て方
2021/08/19
技術により社会課題を解決できると期待されるディープテック(研究開発型)のスタートアップ。技術的なイノベーションの担い手として国をあげて育成に乗り出そうとしているものの、収益化までに時間がかかる、投資家側の技術の目利きが難しい、などの理由から資金調達には苦戦する企業も多い。
そのような中、ディープテックのスタートアップを資金面から支える役割を期待されているのが大学系VC。国立大が先行しているが、私大の中でディープテックの可能性にいち早く目をつけ、投資をしてきたのが、慶應義塾大学のVC、慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)だ。
2021年には2号ファンドの設立を発表し総額約150億円を運用する。代表を務めるのはグリー共同創業者の山岸 広太郎氏だ。
KIIのスタートアップ支援は投資にとどまらない。「ディープテックの発展には、資金とビジネス系人材が必要だ」と語るKII代表・山岸氏に、これまでの研究開発系スタートアップ支援の実績や課題、展望などについて話を聞いた。
ダイキン、スタートアップ投資で地殻変動の兆し
2021/08/13
2019年にCVCを設立したダイキン工業。それに先駆け、2017年に大阪大学へ10年間で56億円、2018年には東京大学へ10年間で100億円の資金を拠出して包括提携するなど、産学連携を中心としたオープンイノベーションを積極的に進めてきた。CVCの設立で機動的に投資できるようになったことで、スタートアップとの協業を通じて海外で新サービスを開発するなど、成果の兆しも見える。
CVCを設立することでスタートアップとの協業の仕方はどのように変わったのか。事業部長一人の承認で出資を決定できるユニークな体制をとっている狙いはどこにあるのか。CVCの発案者である、ダイキン工業 テクノロジー・イノベーションセンター 副センター長 兼 CVC室長の三谷太郎氏に聞いた。
TEL Venture Capital成功の秘訣、「マイルストーン投資」とは
2021/07/09
半導体製造装置の東京エレクトロン(TEL)は2006年米国にCVC「TEL Venture Capital(以下、TEL Venture)」を設立した。日本企業としては老舗のCVCにあたるが、設立直後には大きな壁に直面し、立ち上げ数年間は成果となる新規事業の創出に至った案件はゼロ。そんなCVCの立て直しに抜擢されたのが、同社で30年以上半導体事業に携わってきた圓城寺 啓一氏だった。
圓城寺氏は代表就任後、組織編成から投資方法まで、全てを抜本的に改革し今のTEL Ventureを作り上げてきた。過去の失敗から何を学び、どのように今のTEL Ventureを作り上げてきたのか。独自に確立した「マイルストーン投資」とはどのような仕組みなのか。圓城寺氏に聞いた。
SDGsで成長加速。IPOを目指すTrimのセーフボックス
2020/09/14
スタートアップの最新トレンドがわかる週間企画「INITIAL Briefing」。 独自取材による注目スタートアップ紹介、資金調達など抑えておくべき3大ニュース解説、EXIT Reviewなどのコンテンツをお届けする。
注目スタートアップは、子育て関連サービスを展開するTrimを紹介。SDGsの取り組みとして注目が集まる事業領域と、「トイレのようにどこにでも当たり前にある社会インフラをつくりたい」と代表・長谷川氏が語る背景に迫る。
9月2週目のピックアップニュースでは、上場企業・スタートアップによる買収の新たな兆候について解説する。 また、直近のIPO動向や今後の注目IPO企業についても解説する。