国内スタートアップ
387社
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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ヒト細胞由来エクソソーム医薬品の研究開発、製造及び販売。活性を損なうことなくエクソソームを高純度に濃縮・精製し、特性解析するプラットフォーム技術「INPACT-EV™」の研究、開発。「最先端のエクソソーム技術で難病を克服する」をミッションに掲げる。 | 2019-05-07 | 2022-05-19 | シード | 719,237 |
2020-01-17 | 2022-05-18 | シード | 300,000 | |
グラフェンをある軸に対して丸めてチューブ状にしたナノ材料「カーボンナノチューブ(CNT)」の開発、提供。カーボンナノチューブは、柔軟性、耐温度性、摺動性、腐食性に優れ、従来素材より少量で効率的なエネルギーを生み出すことが出来る特徴を持つ。 | 2022-01-31 | 2022-04-30 | シリーズA | 3,999,800 |
オリジナル記事
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2年で世界10社以上に投資、エーザイCVC体制の秘訣
2021/08/06
がん・認知症の領域に注力する製薬会社「エーザイ」。2021年からは中期経営計画を刷新し、患者だけでなく生活者すべてを支えるため、様々な業界との共創を通じて新たな価値を生み出す取り組みに挑戦している。
2019年に設立されたCVCも少数精鋭のチームながら、スタートアップとの面談数は年間約200社に迫り、日米拠点で世界のスタートアップ10社以上に投資する。
設立からわずか2年でどのように社内コンセンサスを形成し、グローバルで組織体制をつくってきたのか。CVCの立ち上げ時の幹部説得法や組織作りの秘訣について、CVCを管轄するエーザイ長山 和正氏と、投資を担当する石田 英和氏に聞いた。
※本記事は、2021年5月18日に行われたHOME TO HOME セミナー「CVCを新設したエーザイが挑む、スタートアップ投資 x オープンイノベーション」と追加取材の内容が元になっています。
わかる!バイオテクノロジーとファイナンスの新常識
2021/06/25
今、世界中の注目を集めている米国の企業がある。10x Genomics(10エックス・ジェノミクス)。すべての生物の最小単位である1つの細胞を調べて病気が発症するメカニズムを解き明かす最先端の技術、「シングルセル(単一細胞)解析」を手掛ける。
同じ感染症にかかった時に重症になる人と軽症で済む人は何が違うのかーー。2020年以降、世界中を恐怖に陥れたCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の研究では同社の技術が重症化のメカニズムの解明に貢献している。
こうした技術の優位性に加え、2012年の創業後、7年という短期間でIPOにこぎつけた同社の動向はバイオ業界のファイナンスの新潮流としても注目に値する。スタートアップ投資において、バイオを含むヘルステックはSaaSなどソフトウェアと並ぶ、今最もホットな分野。同社はそうしたバイオ関連のスタートアップの大型調達に先鞭をつけ、ファイナンスのニュースタンダードになろうとしている。
東大系VCのUTEC、大型ファンドでディープテック投資活発化へ
2021/05/25
今週のトップニュースは東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)の新ファンド設立だ。同ファンドは日本のサイエンス・テクノロジー領域としては大型規模となる300億円超を目指しており、同領域から日本発のグローバル企業を創出することを掲げる。
AI×光学技術×バイオ技術のシンクサイトがシリーズBで総額28.5億円を調達した。同社のリード投資家が「IPO時の時価総額は1000億円規模になる可能性を秘める」と語るシンクサイトの魅力についても紹介する。
GLOBAL EYEコラムでは、海外主要VCベンチマーク(Benchmark)の特徴と注力分野について解説する。