国内スタートアップ
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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植物成分を全て有効活用するためのエコシステム「バイオマテリアルトランスフォーメーション(BTM)」を推進。酵素処理と湿式粉砕により、植物成分を全抽出可能にする技術「Cell Breaker」の開発。茶葉・コーヒー豆・トマトの葉といった未活用資源からタンパク質を抽出するシステム「Cell Breaker AI System」の展開。帝人フロンティア株式会社の素材技術を活用し、茶殻から得られる繊維を活用したバイオマス合成皮革製を共同で開発。「Intelligence Bridges Innovations 知的好奇心とテクノロジーで、イノベーションを創造し、世界を希望で満たす」をパーパスに掲げる。 | 2022/02/17 | 2025/12/19 | シリーズB | 2,038,129 (推測) |
多能性中間膜及びエピタキシャル研究開発・製造・販売。多能性中間膜は、基板と半導体膜の格子不整合を駆動力として双晶型マルテンサイト変態を生じ、格子不整合を緩和し上部半導体膜を高品質結晶化させるGaianixx独自の中間膜。エピタキシャル成長は、結晶基板の上に結晶成長を行い、下地の基板の結晶面にそろえて単結晶の薄膜を配列する成長機構。薄い試料を透過させた電子線を検出することで内部構造を観察する走査透過電子顕微鏡(STEM)、PZT/SiC/GaN等の各種単結晶薄膜を提供。「多能性中間膜”で世界をリノベートする」ことをミッションに掲げる。 | 2021/10/29 | 2025/11/28 | シリーズC | 5,766,608 |
海水・汚水を使える水に変換するプロダクトを展開。海水に加え、河川水や池等の水も真水にできる小型海水淡水化装置「MYZ E-60/250」、「MYZ-α4」の開発。水が引けず排水できない場所で使える循環式手洗いユニット「MYZ Oasys」の提供。川・池等の水を浄水できる電源不要の手動ポンプ式浄水器「Water Pure(ウォーターピュア)シリーズ」の展開。シリカ水生成ボトル「シリカピュア」、ポット型ミネラル水生成浄水器「ピッチャーピュア」等の提供。「スマートウォーターグリッド社会の実現 水をつくり、流れをつくり、未来をつくる」をミッションに掲げる。 | 2012/09/20 | 2025/11/28 | シリーズD | 3,540,600 (推測) |
オリジナル記事
2023/06/30
今、スタートアップの中でも注目度が高い、研究開発型。研究開発型スタートアップの現状を複数の角度から明らかにし、適切に理解することを目的に、これまでデータからその実態とファイナンスをみてきた。 特集最後となる今回は、研究開発型スタートアップへの投資実績が多い投資会社6社7名へのインタビューを通じて、定性面から確認する。
2023/05/31
研究開発型スタートアップは、社会課題を解決するためのイノベーションをテーマに持つことが多く、グローバルに通用する可能性を秘めることから注目される。 本特集は、研究開発型スタートアップの現状を複数の角度から明らかにし適切に理解することでその発展に貢献することを目的としている。前回の実態編では、研究開発型スタートアップにまつわる現状をデータで示した。 2回目となる今回は、ファイナンスデータを中心とした分析を行った。研究開発型スタートアップの成長の変遷を明らかにすることにより、その特徴を数値で掴む。
2023/04/28
今、日本発グローバルユニコーンの担い手として、「研究開発型スタートアップ」を支援する動きが目立ってきた。人口減少や気候変動など深刻な社会課題解決を目的とした企業で、未上場市場でレイターまで到達するケースも増えている。 しかし、そもそも研究開発型スタートアップとは何か。INITIALでは、研究開発型スタートアップを独自に定義した。「研究開発型スタートアップ解体新書」と題し、全3回に渡って研究開発型スタートアップの実態、ファイナンス、事例から現在の姿を捉え、今後の可能性を探ることを試みる。 今回は第一弾として、研究開発型スタートアップと、そこへ投資する投資会社の実態を追及する。
2019/10/02
SaaS企業の資金調達が熱い。なかでも、最近、オクトやカケハシなどに代表される特定の業界に特化したサービスを展開するVertical SaaS(ヴァーティカルサース)の資金調達が活発になっている。 今回、注目株の1つ、製造業の資材・部品調達を行う購買部門向けに「RFQクラウド」を提供するA1A株式会社がシリーズAで約3億円(調達後企業評価額15.5億円)の資金調達を公表。 本記事ではキーエンスからVCを経て同社への起業へと至った代表の松原氏、投資家の前田氏へのインタビューをもとに概要をお伝えする。
2019/09/21
製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」(キャディ)は、製造業の部品調達を変革するスタートアップとして、2017年11月に設立。 サービス提供から1年程でDCMやWiL、グロービス・キャピタル・パートナーズ、グローバル・ブレインといった大型VCから10億円の資金調達を実施し、サービスの導入社数は3,000社を超えた。 CEO加藤氏のマッキンゼー最年少マネージャーという経歴や、製造業が抱えてきた積年の課題へのインパクトの大きさに注目が集まることも多い同社だが、特徴はそれだけに留まらない。 「2019年頭から、数百人体制を見据えた組織を始動している」と語る加藤氏に、CADDiのビジネスモデルと技術、そして「2つのカスタマーサクセス」を持つ独自の組織構造について話を伺った。 話は詳細に至り、本記事は1万字を超える。最後には、CADDiには加藤氏と補完関係がつくれるキングダムの桓騎(かんき)のような人物が必要だということにまで話は及んだ。
2019/07/30
> スタートアップ最前線 by ami 「SaaSってお客さんに対してのメリットがすごく大きいんですよ」 SaaSが製造業のお客様にとってどれほど有用か語る松原氏は、営業職とVC業務を経験した後、2018年にA1A株式会社を設立。同社が提供するRFQクラウドは製造業の購買部門向けSaaSで、見積査定を効率化させることで最適な購買を実現する。 SaaSというビジネスモデルがIT業界ほど認知されているとはいえない製造業においても、お客様から返ってくる言葉は「これが欲しかったんだよ」という好意的な反応。 この言葉を引き出す裏には、SaaS自体が持つ強みと松原さんがサービスを提供する上で大切にしている思想があった。








