国内スタートアップ
423社
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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生物多様性の価値を社会に浸透させることを目指す。生物多様性情報プラットフォームの構築を目的とした情報収集ツールとして、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を開発。専門的な知識がない人でも環境調査ができる、TNFD・OECM取得対応の生物調査支援ツール「BiomeSurvey(バイオームサーベイ)」の提供。地図上に可視化した生物種の情報と事業エリアを紐づける生物多様性可視化サービス「BiomeViewer(バイオームビューア)」の展開。自社保有のアセットを組み合わせ、企業のTNFD情報開示を支援するパッケージサービス「TNFD対応支援パッケージ」等の提供。「生物多様性の保全を社会の当然に」をビジョンに掲げる。 | 2017/05/31 | 2025/03/27 | シリーズB | 2,340,160 (推測) |
企業等の脱炭素化の実現に向けて、カーボン・プロジェクト開発、カーボン・クレジット等の提供、コンサルティングを行う。カーボンクレジット・再エネ証書取引サービス、カーボンクレジット開発サービス、IT/DXサービス等を提供。「かけがえのない自然を次世代へ」をミッションに、「脱炭素社会の実現と自然資本の回復へテクノロジーとカーボンファイナンスを駆使し、先進的なソリューションを創造します」をビジョンに掲げる。 | 2022/07/04 | 2025/03/17 | シード | 2,450,001 (推測) |
硫酸性温泉紅藻ガルディエリアを活用したソリューションを展開。有価金属を特異的に吸着するガルディエリアの性質を利用して、貴金属・レアメタル・その他金属元素の吸着剤を製造。三井金属竹原製煉所との協業により、ボイラー排ガスを直接利用した微細藻類ガルディエリアの培養技術を開発。微細藻類の色素等代謝物の生産及び化粧品・食品への応用に関する研究。植物・微細藻類の環境関連技術開発及びバイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発。「地球と全生物に最適なエコシステムを確立する」をミッションに、「極限環境微生物の技術開発を通じて、環境的にも経済的にも持続可能な資源循環を実現する」をビジョンに掲げる。 | 2015/10/01 | 2025/02/28 | シリーズB | 1,453,262 (推測) |
オリジナル記事
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Amazonも熱視線、気候テック最前線
2021/09/01
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2021年8月、大幅に温室効果ガスを削減しない限り、21世紀中に地球温暖化は1.5~2度進むという予測を発表した。報告書では「人間の影響によって大気、海洋、陸地が温暖化したことは明白である」と述べられており、温室効果ガスの削減は、いよいよ待ったなしの課題になろうとしている。 こうした難題を解決すべく、温室効果ガスの削減や地球温暖化対策に焦点を当てたClimate Tech(クライメイトテック=気候テック)関連のスタートアップが次々と生まれている。二酸化炭素を石油由来製品の代替になるよう転換して商品パッケージに使用したり、大気中の二酸化炭素を直接収集したりーー。こうした新たな技術を持つスタートアップに投資マネーも向かう。VCによる特化型ファンドが設立される一方、2020年にはAmazonが気候特化のCVCを立ち上げた。 “今そこにある危機”をチャンスに変え、地球の未来を救う一助となると期待を集める気候テックについて、その最前線をお伝えする。 (この記事は最新のテクノロジー動向を英語で伝えるサービスSPEEDA EDGEの記事を元にINITIALが編集・加筆してお届けします)