国内スタートアップ
86社
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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磁場閉じ込め方式で核融合エネルギーの早期実現を目指すスタートアップ。DNA に似た二重らせん構造の超伝導ヘリカルコイルを用いて高温のプラズマを安定に閉じ込めるヘリカル方式にさらなる独自の最先端技術を取り入れた世界初の定常核融合炉の開発を目指す。「必要なエネルギーを必要な時に安心して得られる社会を」をビジョンに、「核融合エネルギーを実装した持続可能な世界を実現する」ことをミッションに掲げる。 | 2021-10-22 | 2022-05-10 | ||
垂直軸型マグナス式風力発電機の開発、販売。垂直軸は全方向の風に対応でき、マグナス式は円筒翼の回転制御により風速に応じて風車の回転数を一定に保ち、回転数を制御することで、安定的な発電を可能とする。「風力発電にイノベーションを起こし、全人類に安心安全なエネルギーを供給する」をビジョンに掲げる。 | 2014-10-01 | 2022-05-10 | シリーズC | 7,498,946 |
2019-04-01 | 2022-04-28 | シリーズA | 2,964,000 (推測) |
オリジナル記事
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Amazonも熱視線、気候テック最前線
2021/09/02
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2021年8月、大幅に温室効果ガスを削減しない限り、21世紀中に地球温暖化は1.5~2度進むという予測を発表した。報告書では「人間の影響によって大気、海洋、陸地が温暖化したことは明白である」と述べられており、温室効果ガスの削減は、いよいよ待ったなしの課題になろうとしている。
こうした難題を解決すべく、温室効果ガスの削減や地球温暖化対策に焦点を当てたClimate Tech(クライメイトテック=気候テック)関連のスタートアップが次々と生まれている。二酸化炭素を石油由来製品の代替になるよう転換して商品パッケージに使用したり、大気中の二酸化炭素を直接収集したりーー。こうした新たな技術を持つスタートアップに投資マネーも向かう。VCによる特化型ファンドが設立される一方、2020年にはAmazonが気候特化のCVCを立ち上げた。
“今そこにある危機”をチャンスに変え、地球の未来を救う一助となると期待を集める気候テックについて、その最前線をお伝えする。
(この記事は最新のテクノロジー動向を英語で伝えるサービスSPEEDA EDGEの記事を元にINITIALが編集・加筆してお届けします)