国内スタートアップ
143社
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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微生物燃料電池(Microbial Fuel Cells : MFC)と微生物が導電体を介して電子を授受する直接的種間電子伝達(Direct Interspecies Electron Transfer: DIET)現象を活用し、中小企業の産業廃水処理を現地で実行できる環境技術を開発。有機廃棄物を分解することで発生するバイオガスを、再生エネルギーとして当バイオシステムの管理にあて、余剰分は企業が利用できるオペレーターいらずのシステムである事が特徴。 | 2021/10/21 | 2025/08/01 | ||
独自の水力発電機「Hydro-VENUS」を開発。「Hydro-VENUS」は、水の流れにより半円柱型の振り子を振動させて発電する水力発電機。振り子運動が漂流物等を振り払うため、巻き込みによる停止や破損のリスクが少ないことが特徴。「枯渇資源に頼らない持続可能な社会作りに貢献する」等をミッションに掲げる。 | 2015/01/26 | 2025/08/01 | シード | |
昆虫資源を活用したバイオ燃料原料油を製造。バイオテクノロジー(育種・ゲノム編集)とハードウェアエンジニアリング(養殖装置)の融合により、環境負荷の低い次世代の油脂供給インフラを構築。飼料やペットフードに適したタンパク質粉末「スーパーパウダー」、再生可能なエネルギー源バイオ燃料「スーパーオイル」、農業の持続可能性を高める有機肥料「スーパーフラス」等を開発中。「小さな生物から生まれる大きな力で、未来の地球を守る。」を企業理念に掲げる。 | 2023/05/09 | 2025/07/31 | シード | 379,949 |
オリジナル記事
2
勢い増すバッテリーリサイクル技術とバイオ素材の開発
2023/11/29
本レポートは、2023年8月7日に公表されたSPEEDA Edgeのオリジナルレポートを翻訳し、編集したものです。最新の情報ではないことにご留意ください。
Amazonも熱視線、気候テック最前線
2021/09/01
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2021年8月、大幅に温室効果ガスを削減しない限り、21世紀中に地球温暖化は1.5~2度進むという予測を発表した。報告書では「人間の影響によって大気、海洋、陸地が温暖化したことは明白である」と述べられており、温室効果ガスの削減は、いよいよ待ったなしの課題になろうとしている。 こうした難題を解決すべく、温室効果ガスの削減や地球温暖化対策に焦点を当てたClimate Tech(クライメイトテック=気候テック)関連のスタートアップが次々と生まれている。二酸化炭素を石油由来製品の代替になるよう転換して商品パッケージに使用したり、大気中の二酸化炭素を直接収集したりーー。こうした新たな技術を持つスタートアップに投資マネーも向かう。VCによる特化型ファンドが設立される一方、2020年にはAmazonが気候特化のCVCを立ち上げた。 “今そこにある危機”をチャンスに変え、地球の未来を救う一助となると期待を集める気候テックについて、その最前線をお伝えする。 (この記事は最新のテクノロジー動向を英語で伝えるサービスSPEEDA EDGEの記事を元にINITIALが編集・加筆してお届けします)