国内スタートアップ
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
---|---|---|---|---|
歯科矯正ブランド「DPEARL(ディパール)」を運営。「DPEARL」は、3DプリンターやCAD等のテクノロジーを用いた透明マウスピースによる歯科矯正サービス。歯ぎしり用ナイトマウスガードのサブスクリプションサービス「DPEARL GISHIRI」を展開。「No.1 in Oral Tech × Prevention」をミッションに、「良質で、安心な歯科医療にアクセスしやすい社会を築き、Livelyで溢れる未来を創造する」をビジョンに掲げる。 | 2018/03/06 | 2025/05/08 | シリーズA | 995,921 |
繊維を基軸とした各種ソリューションを展開。生体情報とアルゴリズムをコア技術としたウェアラブルIoTソリューション「hamon(ハモン)」の開発。脈拍情報から深部体温上昇の変化を捉え、暑熱リスクを事前に可視化するリストバンド型デバイス「hamon band(ハモンバンド)」の提供。LTE通信機能の搭載により、従業員の暑熱リスク・健康状態の遠隔管理を実現するスマートウォッチ「Mitsufuji 03」の販売。ウェアラブルセンサー等に活用できる銀めっき導電性繊維「AGposs(エージーポス)」、電動性繊維とガラス繊維と組み合わせた不燃/電磁波遮断シールド材等の開発。「高い価値を持つサービスの提供により社会・顧客の課題を解決する」を経営理念に、「世界中のくらしに安心、安全、希望を提供する」をビジョンに掲げる。 | 1979/03/30 | 2025/04/30 | シリーズC | 4,362,972 (推測) |
医療従事者による相談サービス事業・薬局の企画・開発・運営・販売を行う。従業員向け福利厚生健康相談サービス「話せる薬剤師」を展開。AIによる回答を医療従事者が添削するLINE窓口代行サービス「話せるメディカル」を提供。オンラインで服薬指導が受けられる保険調剤薬局「はなせる薬局」を運営。「人々と医療従事者の距離をなくす」をミッションに掲げる。 | 2023/06/10 | 2025/04/25 |
オリジナル記事
2021/06/08
海外投資家も注目する、ESGを重視したスタートアップである保育テックのユニファは、6月2日にシリーズDで約40億円の大型調達をしたと発表した。調達後企業評価額(以下、評価額)は推定約160〜180億円前後と見られる。同社のファイナンスの特徴は、上場後を見据えた海外投資家、ESG・インパクト投資家を株主に迎えている点だ。 総額7兆ドルを上場・未上場企業に投資する世界的資産運用会社のブラックロックが2020年に、ESGを重視した運用に移行するなど、ESG・インパクト投資は世界的な潮流となっている。日本は出遅れているものの、スタートアップにおいてもESG投資の流れが今後強まるのは間違いない。 日本のESGファイナンス先駆けとも言えるユニファはどうやってこうした投資家の支持を得たのか。「企業価値を最大化するための資本政策」と語るユニファのCFOの星 直人氏、リード投資家のMinerva Growth Partners長澤 啓氏のインタビューより、今回のファイナンスの狙いと同社の戦略に迫る。
2021/02/01
スタートアップの最新トレンドを発信する「INITIAL Briefing」。 今週は、ピックアップニュース解説と注目スタートアップのインタビューをお届けする。 ピックアップニュースでは、ネクストミーツがSPACスキームにより米国で株式公開をしたニュースに注目。彼らのビジネスである代替肉の可能性と課題について解説する。また、慶應イノベーション・イニシアティブの100億円規模の2号ファンド設立、宇宙スタートアップのニュースを紹介する。 注目スタートアップでは、オンライン診察によるピル処方アプリを提供するネクイノ社を取り上げる。同社は国内FemTech(女性の健康課題を解決する)企業としては初となる10億円以上の大型調達を実施。資金調達の背景と、市場規模が小さい中での勝ち筋について、ネクイノ取締役副社長の大沼 康宏氏とリード投資家のジャフコ グループ高原 瑞紀氏に聞いた。
2020/04/09
新型コロナウイルスの影響が広がる中、4月7日、日本政府は初診患者に対してもスマートフォン等を使ったオンライン診療を解禁することを決定した。 2018年3月に厚生労働省が「遠隔医療ガイドライン」を定めた後、医療のオンライン化の流れが停滞していた日本でも、今回を契機とした新たな動きが見られている。 世界のオンライン診療を提供するスタートアップを見ると、日本よりさらに先行して事業を展開し、累計調達額が1億ドルを超す事例もある。 「医師の診断は、まず対面で」の従来の流れはどう変わっているのか。世界のオンライン診療サービスを提供するスタートアップに焦点を当て、オンライン診療の今を見ていこう。
2020/03/26
前編では、国内のVRスタートアップは営業マーケティングと研修領域へ積極的に参入していることが明らかとなった。 本記事では、研修領域でVRサービスを展開するスタートアップ、スペースリーとジョリーグッドの2社とその関係者に取材を敢行。 スペースリーは「コンテンツ作成の手軽さ」を、ジョリーグッドは「画質やアングルなどVRコンテンツの質」を重視しており、異なる戦略をとっている。 2社の事例を通して、研修領域でVRが普及するために求められるポイントを明らかにする。
2019/10/31
昨今、スタートアップで注目される分野がある。特定の業界に特化したクラウドサービス、Vertical SaaS(ヴァーティカルサース)だ。本SaaSの代表的な企業として名前があがるのが、医療系SaaSのKAKEHASHI(カケハシ)。 同社がシリーズBで約26億円の資金調達を完了したと公表した。その評価額は推定126億円。 本記事では、ファイナンスをメインで担当した中川COO、投資サイドの担当者4名のインタビューを踏まえ、KAKEHASHIのファイナンスをひも解く。
2019/08/02
> スタートアップ最前線 > CI Inc.代表の園田氏は、現役の産婦人科医として週1度は医療に従事しながら、出産後の子育てを取り巻く課題を解決するために起業した。 同社が運営する、スマホから病児保育施設を予約できる「あずかるこちゃん」は、第12回キッズデザイン賞において審査委員長特別賞を受賞するなど高く評価されている。 「産まれる時だけじゃなく、その後も親子がよりよく生きていける方法を考えたかった」と語る園田氏は、産後の家族の生活をサポートする病児保育施設が十分に使わていない現状を変えたいと考えるようになったという。 園田氏はなぜ、起業家×医師という多忙なキャリアを選んだのか。
2019/07/27
> スタートアップ最前線 by ami 「病児保育施設」というセーフティネットをご存じだろうか。 専門知識と技術を備えた保育士や看護師が、子どもの状態に合わせ適切な保育を引き受ける施設である。しかし利用手続きの煩雑さや認知度の低さから、十分に活用されていないのが現状だ。 「より多くの方が利用できる仕組みづくりが重要」と語るCI Inc.代表園田氏は現役医師でありながら、スタートアップとして「あずかるこちゃん」を立ち上げた。病児保育を日本に普及させる戦略とは。