国内スタートアップ
18社
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
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2019/08/26 | 2024/04/23 | シリーズA | 1,179,784 (推測) | |
遺伝子の試験・検査又は研究及びこれらに関する情報の提供。その他、ブランド魚の開発・販売及び魚類に対するブランディングサービスの提案や水産に関する研究・開発及びこれらに係る商品の販売を行っている。 | 2022/02/22 | 2024/02/02 | ||
次世代のタンパク質網羅的解析技術(AIプロテオミクス)の実用化と社会実装を進める東工大発スタートアップ。2018年、AIプロテオミクスの実用化を進めるための共同研究を東工大と開始。2019年4月には協働研究拠点を東工大の学内に設立。生体内の遺伝子産物を網羅的に解析するプロテオミクスの基盤技術である二次元電気泳動法を用いて、画像化された血中タンパク質のデータをAIで解析することに成功し、様々な病気や怪我を起こす一歩手前の状態を発見できる技術として、2022年12月に国内で特許を取得。人、動物、植物等、あらゆる生き物の健康状態を予測するサービスとして実用化を進める。自宅にいながら簡単に病院と同精度の血液検査ができる微量採血キット「aiwell care」を提供。「世界中から未病を無くし、人をずっと健康にする」をミッションに、「健康管理する国民性を高め、国内及び海外の社会発展に寄与する/次世代社会基盤の整備を進め、常に未来を具現化する」をビジョンに掲げる。 | 2018/01/23 | 2023/12/31 | シリーズD | 1,538,051 (推測) |
オリジナル記事
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わかる!バイオテクノロジーとファイナンスの新常識
2021/06/25
今、世界中の注目を集めている米国の企業がある。10x Genomics(10エックス・ジェノミクス)。すべての生物の最小単位である1つの細胞を調べて病気が発症するメカニズムを解き明かす最先端の技術、「シングルセル(単一細胞)解析」を手掛ける。 同じ感染症にかかった時に重症になる人と軽症で済む人は何が違うのかーー。2020年以降、世界中を恐怖に陥れたCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の研究では同社の技術が重症化のメカニズムの解明に貢献している。 こうした技術の優位性に加え、2012年の創業後、7年という短期間でIPOにこぎつけた同社の動向はバイオ業界のファイナンスの新潮流としても注目に値する。スタートアップ投資において、バイオを含むヘルステックはSaaSなどソフトウェアと並ぶ、今最もホットな分野。同社はそうしたバイオ関連のスタートアップの大型調達に先鞭をつけ、ファイナンスのニュースタンダードになろうとしている。