中国を中心とする消費者ビッグデータをベースに、クロスボーダーマーケティング及び越境EC事業を行う株式会社トレンドExpressが、本日資金調達を公表。調達金額は約7億円、総調達額は12.8億円となる。本ラウンドでは新たに日本郵政キャピタルをリード投資家に迎え、既存投資家であるDNX Venturesをはじめとした複数の投資家から調達を行った。 プレスリリースはこちら
調達した資金は、消費者ビッグデータをベースとした新規プロダクトの開発や人員強化、越境EC事業の加速、M&A等に使われる。また同社は2019年7月より中国内陸部の小売企業と事業提携し、OMO(Online merged offline)市場にも参入、さらなる事業拡大を見据える。
トレンド Express主要サービスラインナップ(画像:Trend Express公式資料)
代表取締役 濵野 智成氏コメント
当社Trend Expressは発足以来、年成長率200%以上で成長しており、日本企業のグローバルでの活躍を実現すべく、消費者ビッグデータを活用したマーケティング及びコマース事業を展開しております。
シリーズBである本ラウンドは、日本郵政キャピタル様をリード投資家として、既存投資家であるDNX Venturesをはじめ多数投資家の方々に資本参画いただきます。 今回ご参画いただく投資家の皆様には、当社事業が日本の人口縮小社会の課題解決につながること、また日本企業が世界で勝っていくために必要な事業であることに共感いただき、投資決定をいただきました。
当社の事業モデルは新市場創造型で類似の成功企業がまだなく、特にリード投資家を決定するに至るまでは決して簡単な道のりではありませんでした。一方で、プロの投資家の皆様とのディスカッションを重ねることで、様々な事業上の気づきや資本市場に求められていることを学ぶ素晴らしい機会となりました。お会いした投資家の皆様にはこの場で改めて感謝を申し上げます。
今回の資金調達により、既存事業のより一層の強化と新規プロダクトの開発、さらに小規模ですがM&Aの推進に活用して、業界を牽引するリーディングカンパニーとして事業を拡大して参ります。 既存、及び新規投資家の方々と力を合わせて、日本企業のグローバルでの活躍につながるよう、引き続き全力で事業成長に尽くして参りたいと思います。
(画像:Trend Express公式資料)
(執筆:松岡遥歌)