現在、東南アジアのユニコーンは13社だが、ネクストユニコーンは50社以上存在しており、これから一段と有望な市場だ。東南アジア特集の前編では本地域におけるスタートアップの特徴を概観した。後編ではシンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナムの国別のスタートアップ事情を解説する。
東南アジア諸国の経済状況は多様であり、それぞれ独自性のあるスタートアップが育ちつつある。
一方で、スタートアップエコシステムは国ごとに分断されているのではなく、一つのまとまった地域として包括的にみる視点も必要だ。ASEAN(東南アジア諸国連合)では、地域協力によってヒト、モノ、カネの移動の自由化が進んでいることが基盤になっているからだ。
そして意外かもしれないが、近い将来の高齢化の加速が予想されている。そのため、徐々にではあるが自動化やAIを活用した高齢者支援のスタートアップも登場している。
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