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2020/04/14

SaaSスタートアップの動向

  • #SaaS

4月6日に ”Japan Startup Finance 2019” がリリースされた。本記事では、先のレポートでは取り扱っていないセクターに関する動向をより詳細に報告していく。今回は、SaaS(Software as a Service)スタートアップについてみていく。

CONTENTS

国内スタートアップの2019年の総調達額は、Japan Startup Finance 2019によれば4462億円であった。その中で目立ったのはSaaSスタートアップだ。

2019年のセクター別分布をみると、人工知能の金額がもっとも高く、SaaSは次点に位置付けている。なお、セクター間には重複計上があることが注意点だ。たとえば、株式会社フロムスクラッチはSaaSの他、AdTech、人工知能にも計上される。

SaaSはデータ収集が特徴のひとつであるため、人工知能との相関がある。

SaaSスタートアップの資金調達動向

SaaSスタートアップの調達動向を時系列で確認する。2019年の調達額は744億円であった。セクター間の重複計上を考慮せずにみると、およそスタートアップ全体の17%にあたる。

2018年から2019年の調達額の年平均成長率は全体が2%に対し、SaaSは31%だ。SaaSスタートアップの総調達額の伸びが高い。

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