オーダースーツなどのD2Cブランドを展開するFABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)。同社は店舗でサイズを測定した後に、スマートフォンからスーツを注文するビジネスモデルで成長し、2019年12月現在、全国に18店舗を出店している。今年9月にはSaaSとRetailを掛け合わせた「RaaS(Retail as a service)」構想を発表するなど、独自の事業戦略にも高い注目が集まる同社。しかし意外にも、代表の森 雄一郎氏は「D2Cの最大のボトルネックは組織にある」と考えているという。そのボトルネックをFABRIC TOKYOはどのように解決してきたのか。森氏に話を伺った。