企業情報
JVR Industry
環境関連
代表者名
設立
2011/08
総調達額
25,641,932千円
事業内容

環境配慮型の素材開発及び製品の製造・販売。 プラスチックや紙の代替となる無機フィラー分散系複合素材「LIMEX(ライメックス)」の開発。 トレーサビリティ情報…

この企業のプレスリリース

代表取締役 CEOの山﨑敦義が、「EOY 2019 Japan」Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞


プレスリリース
カテゴリ【その他】
2019/12/02 15:00


石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチック代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)の創業者である山﨑敦義は、日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出する、EY Japan主催のアントレプレナー表彰制度「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019ジャパン(EY Entrepreneur Of The Year 2019 Japan:以下、EOY 2019 Japan)」に参加し、Exceptional Growth部門「大賞」を受賞致しました。また、モナコ政府観光会議局より、今後グローバルでの更なる活躍を期待されるアントレプレナーに授与される「グローバル・エクスペリエンス・モナコ賞」を受賞しました。本受賞を契機に、国内外でLIMEXを普及させるべく、事業の拡大に向けて社員一同邁進してまいります。

■ EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは
「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」は世界で初めて創設された、成長の可能性を持つアントレプレナーの活動を奨励するグローバルな賞であり、世界約60カ国において、ダイナミックなビジネスを確立し、成長を続けるアントレプレナーを称えています。
EOY Japanは日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出する唯一の表彰制度として 2001 年より実施、本年で19年目を迎え、2019年11月28日にザ・リッツカールトン東京にてEOY 2019 Japanのアワード・セレモニーが開催されました。アントレプレナー精神、企業価値の増大、経営戦略の方向性、成長可能性と影響力、イノベーション、社会貢献の6つの基準に基づく選考の結果、「Master Entrepreneur Of The Year 部門」「Exceptional Growth 部門」にノミネートされた計13名の候補者から、大賞が選出されました。

■ グローバル・エクスペリエンス・モナコ賞とは
「グローバル・エクスペリエンス・モナコ賞」は、2017年に創設され、「Exceptional Growth部門」大賞受賞者に対して、モナコ政府観光会議局から今後グローバルでの更なる活躍を期待されるアントレプレナーとして授与される賞です。受賞者には、2020年6月にモナコで開催される世界大会 「EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」に参加し、世界のアントレプレナーとの交流の機会が提供され、アントレプレナーの企業活動の支援を目的としています。

■ TBM 代表取締役 CEO 山﨑敦義 受賞のコメント 
TBMの社名の由来は、Times Bridge Managementの頭文字を取り、「100年後も残る技術や事業を創り、時代の架け橋となる会社にしたい」という想いが込められています。この事業を通して資金調達の難しさを知り、素材開発においても幾度となくピンチに直面しましたが、そのピンチの度に政府や国内外の支援者、パートナーの皆様のお陰で乗り越えることが出来ました。その結果、数年前は眺めているだけだったこの晴れやかな舞台に立たせていただき、このような名誉ある賞をいただき大変光栄です。この挑戦を応援していただいている全ての人達、そして一緒に挑戦するために集まってくれた仲間たちに感謝します。我々の夢は、グローバルでサステナビリティ革命を起こすことです。LIMEXの素材だけでなく、日本の強みともいえる、ものづくりの技術を活かし、循環型の社会を実現する仕組みと新しい価値観を形成し、サステナビリティの領域で、世界のトッププレーヤーになることを目指します。この名誉ある賞に恥じぬよう、グローバルで役に立つ、挑戦をし続けていきます。

■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第1工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
・ 2019 年、軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場で使用されたゴミ袋、ノベルティとしてLIMEX製品が採用
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来の素材に置き換えたBio LIMEX製品を発表(袋の代替製品)。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造することが可能。(LIMEXのアップサイクル)
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。

■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山﨑 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :107 億 4,480 万円(資本準備金含む)/ 2019 年 2月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/

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