King Salmon Project(先端事業普及モデル創出事業)_第1期

ベンチャー支援東京都
カテゴリその他
説明スタートアップ企業が有する優良なプロダクトやサービスを都政現場において活用し、実証実験を通して、社会課題の解決と当該プロダクト等の普及拡大を図るプロジェクト。 本実証の結果等を踏まえ、海外への販路拡大、公共調達の促進といった支援を展開するとともに、事例(成功モデル)を後続企業へ水平展開する。 本プロジェクト名には、「起業→拡大→イグジット(株式公開等による利益回収)→次の起業(又は支援)」という「起業のサイクル」をサケの生態系(エコシステム)と重ね合わせ、本事業の実施により「起業のサイクル」を確立していくという意味が込められる。
関連リンクhttps://kingsalmon.tokyo/

支援先スタートアップ一覧4


スタートアップJVR Industry設立従業員数備考
株式会社イノフィス産業・エネルギー ICT2013/12/2712・実証実験テーマ ロボットやウェアラブル機器を活用した看護・介護支援 ・都政現場 福祉施設 ・プロダクト・サービスの概要 「マッスルスーツEvery」は人工筋肉を活用した腰補助用のアシストスーツであり、電気を一切使わず、空気 圧式の人工筋肉に手動ポンプで空気を装填することにより稼働します。 「マッスルスーツEvery」のように物理的に腰の負荷を軽減する外骨格型ロボットは1台100万円ほどの高額商 品でしたが、10万円台への低価格化を実現しました。また、軽量であることからも、様々な場面・人の利用が 可能となっています。 ・実証実験概要 福祉施設の従事者の「マッスルスーツEvery」を装着していただき、入所者の体位交換、移乗、清拭、オムツ 交換等の作業負担の軽減を目指します。着用による作業時の負担軽減効果は、筋電計やモーションキャプ チャ―などを用いて検証を行っていく予定です。
DFree株式会社半導体/その他電子部品・製品2015/02/1828・実証実験テーマ ロボットやウェアラブル機器を活用した看護・介護支援 ・都政現場 都立病院 ・プロダクト・サービスの概要 「DFree」は超音波技術を活用して膀胱内の尿の溜まり具合をリアルタイム計測することで、排尿のタイミングを事前にスマートデバイス等に通知するウェアラブルデバイスです。 従来の医療機器の残尿量測定器とは異なり、常時装着およびデータの蓄積・管理を可能とした世界初の排泄予測デバイスです。 ・実証実験概要 都立病院の急性期・回復期等の患者に装着・活用していただき、自立排尿に誘導することで早期回復の促進を目指します。 装着・活用による患者の自立度の改善効果や看護師側の業務負担の軽減効果は、装着者と非装着者で退院までの日数や、失禁回数、トイレでの排尿成功回数を記録し、また看護師へのアンケートを用いて検証を行っていく予定です。
WAmazing株式会社消費者向けサービス・販売2016/07/01249・実証実験テーマ 東京国際クルーズターミナル開業の機を捉えたインバウンド観光振興 ・都政現場 東京国際クルーズターミナル ・プロダクト・サービスの概要 日本国内の空港にて無料SIMカードを配布し、訪日外国人旅行者の通信環境の不便を解消するサービスを提供しています。また、訪日外国人旅行者向けに観光情報閲覧や各種予約手配等の旅行手配がワンストップで可能なプラットフォームアプリを提供しています。 WAmazingのサービスは訪日外国人旅行者に特化しており、国内の多くの観光事業者と提携し、ユニークな商材獲得を実現しています。 ・実証実験概要 東京国際クルーズターミナルに専用機を設置し、無料SIMカードの配布及び交通周遊切符の販売を行うとともに、専用アプリの利用を促進します。訪日外国人旅行者による専用アプリの利用を通じて、行動データや購買データ等を分析し、経済効果を可視化することを目指します。
Holoeyes株式会社医療・ヘルスケア ICT2016/10/2122・実証実験テーマ 都立病院におけるICT(情報通信技術)の積極活用 ・都政現場 都立病院 ・プロダクト・サービスの概要 CTスキャンやMRIから生成した3DデータをVR化して、手術の検討、トレーニング、教育等へ活用可能なサービスを提供しています。 3DデータからVR化する際に、利用者側ではエンジニアを必要とせずに簡単にVRアプリ化が可能できることが特徴となっています。 ・実証実験概要 都立病院において、VR化された3Dデータをカンファレンスや手術現場、研修医教育や患者とのコミュニケーション等の場において活用し、手術の効率化や、研修の効果の向上、患者の理解度促進等における効果を検証します。VRサービスによる手術の効率化や手術スタッフおよび患者の術式の理解度への効果はアンケートなどを用いて検証を行っていく予定です。