「人工知能技術適用によるスマート社会の実現」研究開発プロジェクト

ベンチャー支援国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)
カテゴリ公募、補助金
説明人工知能（AI）などの先進技術を活用した「超スマート社会」の実現に向けた研究開発プロジェクト。 政府の「人工知能技術戦略会議」で重点分野に指定されている「生産性」、「健康、医療・介護」および「空間の移動」の3分野に関するAI活用型サービスやAI開発運用基盤の研究開発を先導研究から実施し、各分野の課題解決に資する次世代AI技術の社会実装につなげる。 スマートモビリティ、地域介護システム、食品バリューチェーンなど、社会のさまざまなニーズにきめ細かく対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられる超スマート社会の構築を推進する。
関連リンクhttps://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101009.html

支援先スタートアップ一覧3


スタートアップJVR Industry設立従業員数備考
株式会社ファームシップ産業・エネルギー ICT2014/03/1015分野：生産性 採択テーマ：AI による植物工場等バリューチェーン効率化システムの研究開発 委託予定先：株式会社ファームシップ、国立大学法人東京大学 内容：現場のデータを収集する仕組みを整備し、有効なビッグデータを構築する。このビッグデータを AI 技術によって解析することで、野菜などの生産量や需要量を予測し、需給のマッチングを迅速かつ的確に判断できるようにする。このシステムを構築することで、生産や消費の現場への需給情報フィー ドバックを実現し、現場での不足や無駄の 20％以上削減を目指す。
株式会社エングラフィアビジネスサービス2012/10/0123分野：生産性 採択テーマ：MyData に基づく人工知能開発運用プラットフォームの構築 委託予定先：国立大学法人東京大学、国立大学法人京都大学、学校法人慶應義塾、株式会社エングラフィア、公益財団法人未来工学研究所 内容：個人利用者にリッチなパーソナルデータを集約して一次利用(各個人への個別サービスにおける当該個人のデータの利用)と二次利用(多数の個人から収集したデータの分析や機械学習)に供することができる PLR※の環境を整え、その基盤の上でマッチング等の AI 技術を開発・運用する。ヘルスケア、教育、購買等のさまざまな個人向けサービスと連携させることで PLR の利用者を増やし、個人向けサービス全体の価値を高める技術としての確立を目指す。
foo.log株式会社医療・ヘルスケア ICT2005/10/0528分野：健康、医療・介護 採択テーマ：IoT・AI 支援型健康・介護サービスシステムの開発と社会実装研究 委託予定先：国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立研究開発法人理化学研究所、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、パナソニック株式会社、キング通信工業株式会社、美津濃株式会社、株式会社竹中工務店、国立大学法人東京大学、学校法人立命館、学校法人明治大学、セイコーインスツル株式会社、foo.log 株式会社 内容：IoT デバイスを用いてサービス提供者や利用者の心身状態、行動データを収集し、これを AI によって知識化することで、サービスの効果と生産性を向上させるための技術開発と社会実装研究を実施する。介護サービスの生産性向上として間接業務の 10％効率化、健康サービスの効果向上として国内調査で得た日常的に健康維持行動をとっていない 7 割の人のうち 20％の行動を変容することを、最終的なアウトプット目標とする。