千葉大学発の環境・エネルギー系企業。 営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に関する事業の展開。
報道関係者各位
この度、「千葉エコ・エネルギー株式会社」(千葉市稲毛区)は、長野県小布施町において再生可能エネルギーと農業を結びつけた新しい事業モデル「地域バイオマス資源を利用したエネルギー供給システムの構築と、農業及び地元産業振興に向けた事業性調査(長野県小布施町)」(以下本事業)を開始することになりましたのでご報告申し上げます。
本事業は資源エネルギー庁「平成25年度新エネルギー等共通基盤整備促進事業」の一環である「再生可能エネルギー発電事業を通じた地域活性化モデル開発支援調査事業」の採択を受けており、同事業の請負調査として小布施町においてバイオマス発電と農業を結びつけた新しい事業モデルづくりに取り組みます。
本事業は千葉エコ・エネルギー株式会社が中心となり、株式会社ENERGY MEET、小布施町役場など多様なメンバーが共同して実施していく予定です。これらのメンバーは2012年度に小布施町で住民参加による再生可能エネルギー利用と街づくりを考える「小布施エネルギー会議」を企画・実施してきたメンバーであり、今回の事業の実施にあたっても引き続き小布施町と共同して再生可能エネルギーの導入について取り組んで参ります。
今回の事業は、小布施町をはじめとして、大学発ベンチャー企業、地域企業、市民団体、教育機関など様々な主体が、エネルギー、農業振興、地域活性化など様々なテーマを扱う大変ユニークかつ先進的な事業となります。また、今回の助成事業は来年2月末までですが、今後数年間をかけての長期的な展開を計画しております。本事業で実施していくプロジェクトは逐次プレスリリースを発表して情報発信をしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
この取り組みが成功し、日本各地でのエネルギーと農業を結びつけた地域活性化の先駆的事例となることを関係者一同、心より望んでおります。上述の通り、長期的なプロジェクトになることが予想されますが、ご担当者様におかれましては何卒ご協力いただけますようお願い申し上げます。
1.事業名
「地域バイオマス資源を利用したエネルギー供給システムの構築と、農業及び地元産業振興に向けた事業性調査(長野県小布施町)」
2.事業実施場所
長野県上高井郡小布施町
3.事業概要
長野県小布施町では、2012年度から町内における再生可能エネルギーの導入を推進するために住民を巻き込んだ「小布施エネルギー会議」を開催し、まちづくりと再生可能エネルギーを絡めた様々な方策を検討してきました。本事業ではこの成果をより具体化するために、町内で産出される果樹剪定枝を利用したバイオマス発電設備の導入、生産したエネルギーの活用方法、その他農業・エネルギー・地域活性化に資する事業の展開策を検討していきます。
4.調査内容
バイオマス発電・熱利用のための町内資源量把握
バイオマス発電・熱利用設備の設置場所とエネルギー利用方法
発電事業実施のために必要な資金確保の仕組み
農村カフェなど地域振興のための取り組み
町内で行われているイベントなどとの連携
地域エネルギーマネジメントシステムによる創エネと省エネのコラボレーション
5.調査実施期間
2014年2月末まで
■本事業に関するお問い合わせ
千葉エコ・エネルギー株式会社(本事業責任者)
担当:馬上・富岡・小池
住所:千葉県千葉市稲毛区緑町1-16-22-101
TEL:043-301-6998
Mail:contact@chiba-eco.net
Web:http://www.chiba-eco.co.jp/