環境配慮型の素材開発及び製品の製造・販売。 プラスチックや紙の代替となる無機フィラー分散系複合素材「LIMEX(ライメックス)」の開発。 トレーサビリティ情報…
株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役:山﨑敦義、以下 TBM)が開発・製造・販売する石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」が、このたび世界的に最も権威のあるデザイン賞のひとつである、「レッドドット・デザイン賞 プロダクト・デザイン2018(red dot award : product design 2018)」を受賞しましたのでご報告いたします。
「レッドドット・デザイン賞」は、ドイツの「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」が主催する、世界的に最も権威のあるデザイン賞のひとつです。革新性、機能性、品質、人間工学、持続可能性、象徴性など9つの基準で、世界的なデザインの専門家により審査され、毎年卓越したデザイン性を持つプロダクトが選定されています。審査委員より「LIMEX名刺」について、「この想像力豊かなデザインのビジネスカードボックスは、非常に省資源な製造プロセスで作成されており称賛に値する」との評価を頂いております。
当社では今回の受賞を契機にグローバルでLIMEXのさらなる販売拡大を図るとともに、ものづくりにおけるデザインの活用を積極的に推進し、ブランドイメージの向上に務めてまいります。
■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは石灰石を主原料に紙やプラスチックの代替となる、
エコノミーかつエコロジーな革命的な新素材。
・ 2013年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業
「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014年、国内特許を取得。現在、米国や欧州など世界43カ国にて特許を取得・申請中。
・ 2015年、宮城県白石市に年産6,000トンのLIMEXを製造する第一工場を建設。
・ 2016年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の
『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017年、「第7回日米イノベーションアワード」において
『イノベーション・ショーケース』を受賞。
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、樹木を約20本、水を約100トン使うが、
LIMEXは原料に木や水を使用せず、石灰石0.6〜0.8トンとポリオレフィン
約0.2〜0.4トンからLIMEXの紙1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂100%であるが、
LIMEXでは主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEXの印刷物等のリサイクル材から、LIMEX製のプラスチック成型品を作れ、
環境負荷軽減に貢献できる。
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
■ 株式会社TBM
代表取締役 :山﨑 敦義
本社 :東京都中央区銀座2-7-17-6F
設立 :2011年
資本金 :60億7,080万円(資本準備金含む、2018年4月時点)/
事業内容 :LIMEX及びLIMEX製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com
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その後予告なしに変更されることがあります。
この件に関するお問い合わせ先
株式会社TBM コーポレート・コミュニケーション本部 笹木隆之 佐々木駿
TEL: 03-3538-6777 FAX: 03-3538-6778 Email: infomail@tb-m.com