2020年度 SBIR 建設技術研究開発助成

ベンチャー支援国土交通省
カテゴリ公募、補助金
説明建設分野の技術革新を推進していくため、国土交通省の所掌する建設技術の高度化および国際競争力の強化、国土交通省が実施する研究開発の一層の推進等に資する技術研究開発に関する提案を研究者から広く公募する競争的研究費制度。
関連リンクhttps://www.mlit.go.jp/tec/gijutu/kaihatu/josei.html

支援先スタートアップ一覧2


スタートアップJVR Industry設立従業員数備考
クモノスコーポレーション株式会社ビジネスサービス1995/03/07113○政策課題解決型技術開発公募(中小企業タイプ) テーマ1:新工法を活用した建設現場の生産性向上に関する技術 研究開発課題名:専用レチクル内蔵 TS と AI を用いた生産性及び品質向上のための杭打機操作サポートシステムの開発 概要:基礎杭施工中に発生する杭心ずれは杭打機のオペレーターの操作によってリアルタイムに補正されながら施工される。その補正操作はオペレーターのナレッジ(経験と感覚)に依存しているため、杭打機のオペレーターには熟練度が求められている。そこで本研究では、杭心ずれを定量的に計測し、その結果をもとに杭打機の操作レバーをサポート操作することで、杭心ずれを自動的に補正する操作サポートシステムを開発する。これにより、基礎杭の出来形精度を向上させ、施工工数を減少させることができる。 交付予定額:4,390千円
株式会社Integral Geometry Science医療・ヘルスケア ICT2012/04/0231政策課題解決型技術開発公募(中小企業タイプ) テーマ1:新工法を活用した建設現場の生産性向上に関する技術 研究開発課題名:トンネル磁気効果素子を用いたコンクリート内部鉄筋腐食・破断映像化装置の開発 概要:本研究では、コンクリート内部の鉄筋が発する磁力線をコンクリート表面で2次元的に観測し、鉄筋近傍の磁場の空間分布を、静磁場の基礎方程式を解析的に解くことで導き、可視化することで、鉄筋の腐食度合を高精度に画像診断する機器の開発を行う。現場での検証作業を頻繁に実施し、課題抽出、機器性能向上、診断方法の最適化を進めながら、事前の配筋情報取得や鉄筋の削りだしなどの作業労力を必要とせず、大規模な構造物の包括的診断に適する、使いやすく汎用性、普及性の高い機器の実現を目指す。 交付予定額:4,750千円