Wildcard Incubatorは、日本のスタートアップ/起業家の<北米+海外発ローンチ>を事業プラン作りから現地で立ち上げ、初期的営業マーケティング、事…
【★同時通訳・米シリコンバレーより中継!】
フードテックやアグリテックを通じた「食と地球と私達人間の循環システムの再定義」が脚光を浴びています。「代替タンパク」や「Plant-Based Meat(≒植物性肉)」は既に日本でも良く知られている通りですが、細胞培養をはじめとする最先端科学の力が注目される一方、海外では食本来に宿る微生物や自然由来を源とする健康への効能の可能性に着目する動きも出ています。
自然由来(NOSH″Natural-Organic-Sustainable-Healthy”)の食には、日本の酒造りや醤油蔵等で古くから伝承されてきた「発酵」や「醸造」をはじめとする食文化の智慧が世界に活かされる大きな可能性を秘めているようにも見えます。
そこで、これらの要素に着目するとともに、食の未来の可能性について日米の有識者を交えてFood-Tech Webinar Spring 2021を開催するに至りました。
スピーカーとして国内最大手の米菓ブランドである亀田製菓株式会社で国内外で新規事業開発を率いる西倉一郎氏、米国シリコンバレーからは2018年「Forbes 30 Under 30」に選出され、米国で今話題のフード”アップサイクル”・スタートアップReGrainedの共同創業者であるDaniel Kurzrock氏、そしてフードテック並びにアグリテックに特化したシリコンバレーのベンチャーキャピタルファンド1st Course Capitalのジェネラルパートナー・Peter Herz氏の3名が登壇。
食の持続的な仕組みを構築していくためにこれから何ができるのか、さらに日本の食の智慧がどのように世界で活かせられるのかを国境を跨いで大いに語っていただきます。
当日は参加者の皆様とのQ&Aの時間も十分にお取りする予定です(事前に受付を予定しています)。ぜひ多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
<こんな人におすすめ!>
・海外・シリコンバレーのトレンドに興味のある方
・食と農業、地球持続性(フードテック、アグリテック、サステイナビリティ)の将来について興味のある方
・イノベーションや技術トレンドをおさえたい方
イベント概要
日時:2021/3/16(火) 10:00~12:00 ※日本時間
場所:オンライン(Zoomを使用)
対象:フード産業に従事する事業会社の方、スタートアップとのオープンイノベーションを検討されている方
参加申込方法:当イベント専用Webページから、所属・氏名・連絡先など必要事項を記入の上、お申込みください。
参加申込期限:当日開催前まで
参加費:無料
主催:株式会社アドライト
<タイムテーブル>
10:00~10:05 開始のご挨拶:株式会社アドライト
10:05~10:10 スピーカーの紹介
10:10~11:10 講演
-テーマ1「北米フードテックと『代替肉』でないもう一つの大きな潮流」
登壇者:株式会社アドライト パートナー 熊谷伸栄
-テーマ2「日本伝統の米から生まれるブランドベース食品で、サステイナブルな世界へ貢献」
登壇者:亀田製菓株式会社 食品事業本部 部長 西倉一郎氏
-テーマ3「食品『工学』の罠~我々の持続的な食のシステムが必要とするもの」
登壇者:1stCourse Capital, General Partner Mr.Peter Herz
-テーマ4「食の”アップサイクル”~食品残渣の秘める再生可能性への探求」
登壇者:ReGrained,Inc, Co-Founder and Chief Grain Officer Mr.Dan Kurzrock
11:10~11:30 トークセッション
-テーマ「2021年とこれからの食のシステムの行くべき方向性と日本の食文化に宿る可能性を斬る」
登壇者:
亀田製菓株式会社 食品事業本部 部長 西倉一郎氏
1stCourse Capital, General Partner Mr.Peter Herz
ReGrained,Inc, Co-Founder and Chief Grain Officer Mr.Dan Kurzrock
モデレーター:
株式会社アドライト パートナー 熊谷伸栄
株式会社アドライト 代表取締役CEO 木村忠昭
11:30~11:45 オーディエンスとの質疑応答
11:45 クロージング
<ゲスト>
亀田製菓株式会社
食品事業本部 シニアマネージャー 西倉一郎氏
2020年から米菓世界一の亀田製菓㈱食品事業本部勤務。亀田の文化である“お米”の知見と技を活かした、日本らしいサステイナブルなプラントベースフード事業の立ち上げに従事している。前職(日本発のグローバル食品企業)で海外ビジネスに従事。2000-2007年に欧州駐在し、現地事業拡大に寄与。アフリカ向け栄養食品開発では第7回アフリカ開発会議(TICAD-7)JICAセッションでの講演、国連FAO栄養改善プログラムにも参画。その他、日本国内のアミノ酸スポーツサプリメント開発などの新事業開発に従事。早稲田大学政治経済学部卒、東京大学エグゼクティブマネジメントプログラム修了。
1st Course Capital
General Partner Mr. Peter Herz
シリコンバレーのVCである1st Course Capitalのジェネラルパートナーとして、主にアーリー段階のフードテックやアグリテック領域のスタートアップに投資。又、米Food System 6 Accelerator(サンフランシスコ)の共同創業者である他、複数のスタートアップのアドバイザーや取締役を務める。フードテック以前はシリコンバレーの大手IT業界出身。同氏は自らの体験を基に、食と農業と地球の生態系の自然な仕組みやその根本的な諸問題を改善していくことに今最も力を注ぐ。米Carnegie Mellon大学より電気工学並びに数学の学士取得。
ReGrained, Inc.
Co-Founder and Chief Grain Officer Mr. Dan Kurzrock
在学中にビール工場に大量に発生する栄養価豊富な麦粕の再利用の可能性に着目し、仲間と共にReGrainedを創業。共同創業者兼最高「穀物」責任者(Chief ”Grain”Officer)。同社は2021年3月現在大手企業等からの資金調達を成功し、B2C及びB2BのIngredient Brandとして急成長中。2018年、Forbes 30 under 30: Food and Beverageに見事選出をはじめ、次世代を担う若き起業家として今注目される人物の一人。全米Upcycled Food AssociationのCo-Founder兼Board of Director。カリフォルニア大学ロサンジェルス校経済学部卒。Presidio Graduate SchoolよりMBA。
<モデレーター>
株式会社アドライト
パートナー 熊谷伸栄
1996年に三菱UFJモルガンスタンレー証券(旧国際証券)入社。その後、リーマンブラザーズ証券、HSBC証券の日本オフィス及びNY本社、⾹港で投資銀⾏業務に深く関与をし、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社をはじめとする複数の国内単独主幹事IPO実績およびM&A実績を誇る。2003年-2004年に国内フードベンチャーの準創業メンバー。
2007年より日本アジア投資にてNTTドコモとの合弁ファンドの運用責任者として日⽶でコア・テクノロジー分野のハンズオン投資を⼿掛ける。また、⽶シリコンバレーのS/W開発企業では社外取締役として同社の日本事業開発に加担。その他シードスタートアップの社外オブザーバー等歴任。2010年、Wildcard Incubatorの創業マネージングパートナーとして⽶シリコンバレーと東京で主に国内スタートアップのアーリー・フェーズの実務ハンズオン支援を数多く⼿掛ける(※うち1社がRed Herring Asia Awardを受賞)。日⽶⼤⼿事業会社(エンタープライズIT、等)の戦略/実務コンサルも複数実績を持つ。2016年以降、北⽶を中⼼にフードテック・アグリテック領域に軸⾜を置いた活動を展開中。
慶應義塾⼤学経済学部卒、⽶Cornell⼤学MBA. 九州の密教寺院にて得度をし、法名は⾹栄
株式会社アドライト
代表取締役 木村忠昭
大学院卒業後、大手監査法人に入社し、株式公開支援業務に従事。2008年、イノベーション共創を手掛ける株式会社アドライトを創業。合わせて国内スタートアップ企業へ社外役員就任によるハンズオン支援を行い、うち5社(ユーグレナ、じげん、クラウドワークス、エスエルディー、マネーフォワード)が上場を果たす。アジアやアメリカの海外スタートアップ企業の支援にも積極的で、これまでに20社以上の投資育成を行いうち3社が買収される。
これら国内外スタートアップの知見やネットワークを活かし、大手企業のオープンイノベーションにおける一気通貫での事業化支援を得意とする。主要な国立/私立大学との産学連携プロジェクトの支援実績も豊富。
東京大学経済学部経済学科、東京大学大学院経済学研究科修士課程卒業。