令和5年度「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」

ベンチャー支援農林水産省
カテゴリ公募、補助金
説明農林水産・食品分野の課題解決や産業の成長に貢献するテーマを募集。 起業やスケールアップを目指す方を対象に、プログラムマネージャーによる伴走支援により先端技術を事業化し、農林水産・食品の課題解決や産業成長を目指す。 ・研究開発テーマ 農林漁業者の高齢化や担い手不足等、生産現場の課題解消 農林水産物の加工・流通の合理化・迅速化 農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進 農林水産業・食品産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現
関連リンクhttps://agrifoodsbir.jp/

支援先スタートアップ一覧7


スタートアップJVR Industry設立従業員数備考
株式会社SENTAN Pharmaバイオテクノロジー2007/02/0821研究開発テーマ1(農林漁業者の高齢化や担い手不足等、生産現場の課題解消) フェーズ:0 研究課題名:養殖魚の腸内フローラ改善で魚病ゼロを目指し生産効率の改善に資する低コスト・高機能γ-オリザノールナノ粒子配合飼料の開発 研究代表者:株式会社SENTAN Pharma 概要:既に抗酸化作用・免疫力向上の目的で飼料配合剤として使用実績がある一方、コストに課題のあるγ-オリザノールを、当社技術によりナノ化し、生体内吸収率を飛躍的に高めることで配合量を格段に減らし低コスト化する。γ-オリザノールナノ粒子の持つ腸内フローラ改善作用で生産個体の感染症を抑制し、生産効率を改善する。
プラチナバイオ株式会社医療・ヘルスケア2019/08/3028研究開発テーマ3(農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進) フェーズ:0 課題名:植物への国産ゲノム編集ツールのタンパク直接導入 研究代表者:プラチナバイオ株式会社 概要:植物へゲノム編集ツールを導入する場合はアグロバクテリア等を介した遺伝子組換え操作が必要で、組換え体を避けるためには戻し交配による外来遺伝子の除去が必要である。本研究では、独自のゲノム編集ツールをタンパク質として導入し、非組換え過程での植物のゲノム編集技術の確立を目指す。
株式会社Cultivera産業・エネルギー2016/06/01研究開発テーマ3(農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進) フェーズ:1 課題名:高濃度の希釈海水を利用した海水農業技術の確立と循 環型食料生産システムの構築 研究代表者:株式会社Cultivera 概要:ほとんどの植物は、EC6 以上での栽培は不可能な中、当社特許技術は常識を超えるEC7~10、塩分濃度0.2~0.5%の養液でも栽培が可能。世界中で塩害化や淡水の枯渇が進む中、本事業を通し、より効率的な海水利用技術や下水汚泥、食品残渣などを活用した新たな循環型食料生産システムの構築を目指す。
株式会社エコロギー環境関連2017/12/013研究開発テーマ3(農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進) フェーズ:3 課題名:コオロギ原料の高機能化による代替タンパク質創出 研究代表者:株式会社エコロギー 概要:昆虫コオロギの原料価値向上のために、コオロギ由来の機能性ペプチドの量産に関して研究する。同ペプチド原料により、グローバルで課題とされる糖尿病や肥満などの生活習慣病の解決を最終的に目指す。
NUProtein株式会社バイオテクノロジー2016/08/022研究開発テーマ3(農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進) フェーズ:1 課題名:米糠由来機能性タンパク質合成系の開発 研究代表者:NUProtein株式会社 概要:短稈矮性イネを形質転換し、胚芽と糊粉層細胞抽出液を用いたタンパク質合成系を開発する。更に既存の種子依存プロモーターにより外来遺伝子を種子に発現させる。これらを組み合わせることにより、短稈矮性イネの米糠と胚乳による、バイブリッドな機能性タンパク質生産系を開発する。
ルラビオ株式会社バイオテクノロジー2021/04/012研究開発テーマ4(農林水産業・食品産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現) フェーズ:1 課題名:ブタのオス産み分け基本技術の開発 研究代表者:ルラビオ株式会社 概要:現在の養豚産業で肉豚を性選別することは殆どない。だが、肉豚をオスに傾斜産出(オスシフト)することができれば、オスは成長速度が速く、豚舎の回転効率の向上、飼料の低減などのメリットがある。本課題は人工授精用精液の処理方法及びリガンド種を検討し、オスシフトの基本技術を確立することである。
DeepForest Technologies株式会社環境関連 ICT2022/03/309研究開発テーマ4(農林水産業・食品産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現) フェーズ:3 課題名:カーボンクレジット創出に関わるドローンからの森林資源量解析技術の開発 研究代表者:DeepForest Technologies株式会社 概要:日本ではJクレジットの導入により、森林のCO₂吸収量の増加や森林管理の促進が期待されている。低コストな調査方法としてレーザードローンの計測が許可されたが、解析技術が未確立であることからほとんど利用されていない。そこで本研究ではレーザードローンからJクレジットの創出に必要な情報を解析する技術を開発する。