令和4年度「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」

ベンチャー支援農林水産省
カテゴリ公募、補助金
説明農林水産・食品分野の課題解決や産業の成長に貢献するテーマを募集。 起業やスケールアップを目指す方を対象に、プログラムマネージャーによる伴走支援により先端技術を事業化し、農林水産・食品の課題解決や産業成長を目指す。 研究開発テーマ 1 (農林漁業者の高齢化や担い手不足等、生産現場の課題解消) 研究開発テーマ 2 (農林水産物の加工・流通の合理化・迅速化) 研究開発テーマ 3 (農林水産業の可能性の拡大と成長の推進) 研究開発テーマ 4 (農林水産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現) フェーズ 0(発想段階) フェーズ 1(構想段階) フェーズ 2(実用化段階) フェーズ 3(事業化段階)
関連リンクhttps://agrifoodsbir.jp/

支援先スタートアップ一覧6


スタートアップJVR Industry設立従業員数備考
株式会社アキューゼ半導体/その他電子部品・製品2017/11/221・研究開発テーマ1(農林漁業者の高齢化や担い手不足等、生産現場の課題解消) ・フェーズ 0 ・研究課題名 農作物から蒸散する水をマクロ・リアルタイムに定量するセンサの開発 ・研究代表者 合同会社アキューゼ 代表社員 陶山 将史 ・概要 農作物から蒸散する水は、光合成や温度調整に影響を及ぼし成長や収穫の量を決定しうる重要情報だが、限定的な対象の計測にとどまっている。 環境中に存在する水を高精度に定量可能なセンサを、施設園芸における群落内外に設置し、マクロな蒸散量をリアルタイムに評価する技術を開発する。
株式会社ウェルナス医療・ヘルスケア2017/05/236・研究開発テーマ2(農林水産物の加工・流通の合理化・迅速化) ・フェーズ 1 ・研究課題名 市販食品・外食の個別栄養最適化による健康実現ビジネスモデルの構築 ・研究代表者 株式会社ウェルナス 代表取締役 小山 正浩 ・概要 個別栄養最適化技術を確立し、個人の身体改善のために栄養を調整した 個別栄養最適食(AI 食)の非常に高い健康効果は実証済である。 AI食提案サービス「NEWTRISH」を開発したが、自炊する人を対象とした食事メニューの提案が中心のため、多忙な人や自炊習慣のない人には継続利用のハードルが高い。 本事業では、より多くの人々がAI食で健康実現できるサービスを開発するために、中食・外食を活用した個別栄養最適化のための技術開発と効果実証を行い、新たなビジネスモデルを構築する。
グランドグリーン株式会社バイオテクノロジー2017/04/0742・研究開発テーマ3(農林水産業の可能性の拡大と成長の推進)】 ・フェーズ 3 ・研究課題名 AI駆動による発現量を精密にコントロールするゲノム編集技術の開発 ・研究代表者 グランドグリーン株式会社 代表取締役 丹羽 優喜 ・概要 深層学習モデルで遺伝子のコアプロモーターによる遺伝子発現強度の予測モデルを構築し、in silicoでゲノム編集を行い、期待する遺伝子発現強度変化をもたらすゲノム編集を予測する。 予測モデルの正しさについて実験的に実証し、ゲノム編集個体の作出に着手する。
株式会社TOWINGビジネスサービス2020/02/2733・研究開発テーマ4(農林水産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現) ・フェーズ 0 ・研究課題名 農地への炭素固定と有機栽培可能な農地転換を両立する“高機能バイオ炭”の研究開発 ・研究代表者 株式会社TOWING 部長 土居 龍成 ・概要 持続可能な農業実現のため、化学肥料から有機肥料中心の栽培転換、脱炭素に向けた農地への炭素貯留が世界中で求められている。 本事業にて、農地に対して有機肥料の分解に必要な硝化菌叢を効率的に定着でき、N2O分解・CO2固定菌叢の追加により高効率な炭素固定性能を実現可能な“高機能バイオ炭”の研究開発を実施する。
株式会社AGRI SMILEコンピューター - ITサービス2018/08/3157・研究開発テーマ4(農林水産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現) ・フェーズ 1 ・研究課題名 メタノール資化性細菌を活用した新規バイオスティミュラント資材の開発 ・研究代表者 株式会社AGRI SMILE マネージャー 林 大祐 ・概要 増大する環境ストレスの影響を軽減し、食糧の安定供給に寄与する資材としてバイオスティミュラント資材(以下、BS)が期待されている。 本研究では、BS としての機能をもつことが近年明らかにされた植物葉面に棲息するメタノール資化性細菌について、BS としての活用可能性を広げ、資材化に向けた研究開発を行う。
株式会社アグロデザイン・スタジオバイオテクノロジー2018/03/3013・研究開発テーマ4(農林水産業の高い生産性と持続可能性の両立の実現) ・フェーズ 3 ・研究課題名 除草剤抵抗性雑草に効果のある分子標的除草剤の創出 ・研究代表者 株式会社アグロデザイン・スタジオ 代表取締役社長 西ヶ谷 有輝 ・概要 近年、長年に渡る除草剤の使用により生じた抵抗性雑草の問題が深刻化しているため、抵抗性雑草に効果のある新規農薬の開発を行う。 新薬はアミノ酸生合成に関わる代謝酵素を標的とする分子標的農薬とし、タンパク質立体構造に基づいた構造ベース創農薬法により見出した新規化合物の開発を実施する。