令和5年度 ひろしまサンドボックス サキガケプロジェクト

ベンチャー支援広島県
カテゴリインキュベーションプログラム
説明デジタル技術の活用により社会課題を解決するアイディアの実現に向けて、実証実験を実施した「D-EGGS PROJECT」(令和2~3年度,30件実施)のうち、社会実装に向けて障壁となる規制の緩和や、新たなルールメイクを試行することが重要な、新市場の開拓に取り組む事業を継続して実証/実装支援するプロジェクト。 共同運営:ReGACY Innovation Group株式会社
関連リンクhttps://hiroshima-sandbox.jp/sakigake/

支援先スタートアップ一覧7


スタートアップJVR Industry設立従業員数備考
株式会社ユーリア医療・ヘルスケア2021/04/022継続支援企業 ・プロジェクト名 スマホアプリでAI健康診断する尿検査キット ・プロジェクト概要 セルフ検査キットの使用により、アプリ内のAIで病気のリスクを診断する前例がなく、社会実装の前提となるルールが曖昧というハードルがあるため、検査データの精度検証を行い、検査キットとアプリを使用して病気のリスクの診断ができるようルールメイクを図ります。 ・対象課題 高齢化社会における健康寿命の延伸、医療費の増加という社会や産業の課題が対象です。 ・ソリューション 検査キットとアプリを活用した、即時で体の状態や病気リスクの診断を行うサービスを通じて解決を図ります。
サグリ株式会社コンピューター - ソフトウェア2018/06/1434継続支援企業 ・プロジェクト名 衛星データ×AIの農地情報管理システムによる農地流動化 ・プロジェクト概要 衛星データxAIの農地情報管理システムの活用により、遊休農地の公開、迅速な貸し出し箇所の提示及びマッチングの促進といった農地流動化を目指します。 ・対象課題 遊休農地の情報を元にした、農地の集積化、迅速な農地流動化が十分でないという社会や産業の課題が対象です。 ・ソリューション 衛星データ解析及び農地デジタル地図による遊休農地の迅速な把握、管理の効率化及び借り手への可視化を通じて解決を図ります。
株式会社ビーライズコンピューター - ITサービス2012/11/0137新規採択企業 ・プロジェクト名 医学教育用症例・診察データプラットフォームの開発 ・プロジェクト概要 複数大学間で症例共有ができるプラットフォームの構築により、教員の医学生教育用症例作成の負担軽減を目指します。 ・対象課題 医学部の教員は、学生の問診教育のため、実際の患者の診断カルテから、個人情報を削除した「教育用症例・診察データ」を作成しますが、この「教育用症例・診察データ」の作成には、膨大な時間・労力を要し、教員の負担となっています。 ・ソリューション 1つの大学で作成された「教育用症例・診察データ」を、複数の大学間で共有使用するデータプラットフォーム「Cloud Case(クラウドケース)」の開発を通じて解決を図ります。
セレンディクス株式会社産業・エネルギー2018/08/0310新規採択企業 ・プロジェクト名 3Dプリンター住宅による低コスト住宅の建築 ・プロジェクト概要 3Dプリンター住宅の更なるコスト削減により、すべての人が車を買うように家を買える社会を目指します。 ・対象課題 30年という長期ローン、日本人の4割がローンを組めず賃貸を選ばざるを得ない状況、そして60歳以上になると高齢者は貸し渋りに合うなど、住宅価格の高騰は全ての人に影響を及ぼす重要な課題です。3Dプリンター住宅における新構法の開発、及びロボット化によるコストダウンに期待が寄せられています。 ・ソリューション 新材料や新構法について、安全性等の証明を要件として使用を認める制度の適用により、球体形状の3Dプリンター住宅自体を構造体とした、鉄筋のないモデルを販売できるようにすることで解決を図ります。
株式会社MITAS Medical医療・ヘルスケア2017/04/054継続支援企業 ・プロジェクト名 スマホ接続型デバイスによる眼科オンライン診療 ・プロジェクト概要 巡回型検診を行う際のボトルネックとなる医療者派遣コストの解決のため、専門医所属医療機関外の看護師等でも実施ができるようルールメイクを図ります。 ・対象課題 僻地では、眼科の受診コストが高いことから、受診が遅れがちになり、失明や視機能障害に繋がりやすい環境となっています。 ・ソリューション スマホ接続型の眼科診察機器を用いた眼科遠隔相談サービスを通じて解決を図ります。
株式会社エイトノット産業・エネルギー ICT2021/03/08継続支援企業 ・プロジェクト名 小型船舶の自律航行と海上交通DX ・プロジェクト概要 船舶の完全無人航行の実現において、人の手を必要とする操船などの面で法的なハードルがあるため、瀬戸内海、広島県において自律航行船による無人運航の社会実装に向け必要な規制緩和を図ります。 ・対象課題 船舶の安全性、船員の高齢化による人材不足、船舶の脱炭素化という社会や産業の課題が対象です。 ・ソリューション ロボティクス、AIを活用した自律航行システム”エイトノット AI CAPTAIN”の社会実装と海のDX化を通じて解決を図ります。
LOMBY株式会社コンピューター - ハードウェア2022/04/2716継続支援企業 ・プロジェクト名 商用目的の自動配送ロボットの公道走行 ・プロジェクト概要 遠隔操作型配送ロボットの公道での商用利用は前例がなく、社会実装の前提となるルールがないというハードルがあるため、自社開発の遠隔操作型自動配送ロボットによる公道走行に向けて必要なルールメイクを図ります。 ・対象課題 物流ラストマイル領域の配送員不足問題、配送量の増大に伴う化石燃料の使用による環境負荷の拡大という社会や産業の課題が対象です。 ・ソリューション 自律走行型の電動配送ロボット「LOMBY」の普及を通じ、省人化した配送網を整備することで解決を図ります。