スタートアップ | JVR Industry | 設立 | 従業員数 | 備考 |
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株式会社東北医工 | 医療・ヘルスケア ICT | 2022/05/26 | 1 | 東北地域 大学発ベンチャー共創プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:医療機器としての脳卒中リハビリテーションロボットの開発と販売
研究代表者:国立大学法人 岩手大学 理工学部システム創成工学科 教授 三好 扶
概要:脳卒中患者のリハビリテーションに携わる医療従事者(医師、理学療法士、作業療法士)の負担軽減と、従来方法では困難であった麻痺手の動きの再獲得のため、ロボット技術援用によるリーダーフォロワ方式を用いた医療機器を開発し、国内および海外のリハビリテーション科を持つ病院や施設に医療機器として販売する。 |
合同会社青山大岳 | 半導体/その他電子部品・製品 | 2022/03/03 | | Tokai Network for Global Leading Innovation( Tongali)
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:xR技術の安全保護器具応用の事業化検証と商品開発
研究代表者:国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 工学研究科 応用物理学専攻 博士後期課程 2年 犬飼 大樹
概要:xR技術を安全保護器具へ応用し、その事業可能性の検証と商品開発を目的とする。レーザー光は非常に電場強度と指向性に優れた光であり、物性評価やデバイスの研究、医療、加工といった様々な用途に利用が広がっている。このレーザー光から目を保護するため、安全規格により使用者はレーザーゴーグルの着用が義務付けられている。しかしながら、ゴーグル着用時には光吸収の効果によりレーザースポットが見えなくなり、光軸調整等の作業ができなくなってしまう。その場合には、使用者はゴーグルを外すほかなく、失明の危険性を伴う。この問題を解決すべく、没入型VRを応用した新しいレーザーゴーグルを開発し、販売を目指した検証を行う。 |
大熊ダイヤモンドデバイス株式会社 | 半導体/その他電子部品・製品 | 2022/03/01 | 26 | 北海道・大学等発スタートアップ育成プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:耐放射線ダイヤモンド半導体デバイスを使用した電子機器の試作と評価
研究代表者:国立大学法人 北海道大学大学院工学研究院学術研究員 星川 尚久
概要:高耐放射線性・高温動作可能なダイヤモンド半導体デバイスの製造とそれらを使用した電子機器の製造販売事業を目指す。福島第一原子力発電所等の廃炉事業、原子力用電子機器事業をターゲット市場とする。さらにこれまで進めて来た国家プロジェクトによって磨かれたダイヤモンド半導体開発能力を生かし、通信事業等巨大市場への展開をはかる。準製造施設を保有し廃炉・原子力市場による実用化を経ることで世界初のダイヤモンド半導体量産規格を目指す。通信市場へ展開する際には大手への売却を行う。 |
株式会社パンタレイ | 環境関連 | 2021/08/20 | 1 | 東北地域 大学発ベンチャー共創プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:高い安全性と住環境適合性を有した新規小型風車の創生
研究代表者:国立大学法人 長岡技術科学大学 機械創造工学専攻 特任助教 佐藤 靖徳
概要:地球温暖化防止に必要な再生可能エネルギーにおける風力発電の「安全性」の脆弱性を解決するため、三次元的に渦が発生する(縦渦)新規小型風車を開発する。従来の風車と異なり、縦渦を駆動力とする本風車は低回転・低騒音で駆動するため高い安全性と住環境適合性を有していながら、微風速から暴風速まで効率的に風力発電に用いることが可能となる。洋上風車の小型電源やスマートタウン構想の基礎となり得る市街地で活用できる新規風車の開発〜販売を行う。さらに、縦渦を用いることで従来のブレード翼の風車の性能向上が可能であることを活かして、従来型風車の性能向上のための機構開発〜販売および本特許の使用権を用いたビジネスを展開する。 |
株式会社preArch | ビジネスサービス | 2022/04/01 | 1 | Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs(T-UNITE)
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:地震による建築物破損診断システム&アプリケーションの研究開発と事業化
研究代表者:東京理科大学 理学部第一部 物理学科 教授 山本 貴博
概要:本研究開発では、地震による建物の被害調査・損傷診断の迅速化・高度化・省人化を行うことで被災地の高レジリエンス化(迅速な復興計画)に貢献する新しい建築物損傷診断システムの研究開発とその事業化を進める。このシステムは、本学で開発を進めてきた研究シーズ「建物の制振ダンパーの発熱を高感度に感知するカーボンナノチューブ熱電センサー技術」に基づくものである。この技術により、被災地の建物の被害状況を瞬時に一斉把握・一括管理することが可能となり、
(1) 応急危険度判断
(2) 建物の被災認定(り災証明)
(3) 被災度区分判定
(4) 被災情報処理・復旧計画
などの期間が劇的に短縮され、避難所生活の短期化が期待される。 |
株式会社Redge | 医療・ヘルスケア ICT | 2022/05/26 | 0 | Tokyo United Network for Innovation with Technology and Entrepreneurs(T-UNITE)
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:開発途上国における医療機器管理/教育システムの開発
研究代表者:神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 修士課程 学生 稲垣 大輔
概要:日本では医療法に基づき、医療機器安全管理責任者の配置が義務付けられており、保守点検の実施状況、使用状況、修理状況、購入年等を把握し、記録することが求められている。一方、開発途上国の医療現場では、10年以上前の医療機器が未だに使用されているが、機器管理および適切な使用方法などの知識不足により管理や点検が不十分なため動作停止などの不具合が発生している。つまり、開発途上国では医療機器の管理と人材育成を含む教育に課題があり、安全な医療の供給を行うために、医療機器管理教育システムを開発することにより、医療機器のスペシャリストである臨床工学技士の管理・教育のノウハウを提供していく。 |
株式会社fff fortississimo | ビジネスサービス | 2022/04/01 | | Tokai Network for Global Leading Innovation(Tongali)
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:テニス・バトミントンガット、特殊炭素繊維への事業化を目的とした新繊維応用開発と試作性能評価
概要:世界最高レベルの繊維材料開発力を有した先端高分子繊維製造企業の起業を目標とする。起業創生期として「カーボンナノチューブ(CNT)を繊維に無二の方法で良分散させる技術」によるテニス・バトミントンガットの商品化を皮切りに起業し、続いて「新しい炭素繊維製造プロセス技術」による特殊・特注炭素繊維を販売開始し、ベンチャーの基盤固めに貢献する。本研究開発ではそれら2種の繊維材料の事業化検証することを目的とする。前者は2022年内に事業化して起業するベンチャー企業を牽引する。後者は、2024年から商品化し、研究用途やスポーツ・高級自動車用途として2026年以降に事業を拡大し、先端繊維製造企業として地位を固める。本ファンドは上記までの検証を対象にするが、現在別事業で実施する低コスト化技術も融合させ、2030年以内に上場させる。 |
株式会社FerroptoCure | 医療・ヘルスケア | 2022/05/30 | 4 | イノベーションデザイン・プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:酸化ストレスを利用した新規抗がん剤の開発
概要:現代は二人に一人が、がんになる時代となっている。がん治療はここ数年で飛躍的に発展し、その生存率もかなり改善されている。しかし、肺がんや肝臓がん、膵臓がん等の生存率が低い難治性のがんも存在する。これら難治性がんにおいて、その治療抵抗性メカニズムにがん幹細胞の存在が重要であるとされており、抗がん剤、放射線治療、免疫療法などの治療を行っても、がん幹細胞が生き残ることで再発の起点となることが示されている。
そして、その治療抵抗性メカニズムとして酸化ストレスを引き起こす活性酸素に起因する鉄依存性細胞死(フェロトーシス)を回避する機構が重要であることをつきとめた。さらに、がん幹細胞のフェロトーシス抵抗性を標的とする治療法(フェロトーシス誘導療法)の開発に成功したので、これを用いた難治性がんの新規治療法を確立する。特に、難治性がんの一つである進行性肺がん患者を対象とし、アンメットメディカルニーズを満たす新規治療法の確立を目指す。 |
株式会社ミサリオ | 産業・エネルギー | 2022/07/01 | 0 | Tokai Network for Global Leading Innovation( Tongali)
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:テニス・バトミントンガット、特殊炭素繊維への事業化を目的とした新繊維応用開発と試作性能評価
研究代表者:国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 大学院工学研究科 教授 竹中 康司
概要:大きな負の線膨張率を有する酸化物セラミック微粒子を熱膨張抑制剤として実用化し、熱によるデバイス・システムの不具合解消という産業界の強い要望に応える。大規模製造の実証と、製造した粉末の試験供給により、スムーズな事業化につなげる。熱膨張抑制剤粉末には負の大きな線膨張率の他、粒径や粒の形状、絶縁性、誘電性、熱伝導性、機械特性などの物理特性について、様々な要望がある。将来的な電子デバイス分野での利用を想定して、実際に産業界に存在するニーズを調査し、物理特性の評価・最適化を通して、それらのニーズに合った微粒子を実現する。また、その大規模製造技術を確立し、実際に製造した粉末を、試験を希望する企業へ提供して、さらなる特性の向上を図る。 |
株式会社Eudaimonix | 医療・ヘルスケア | 2022/05/09 | 1 | 京阪神スタートアップ アカデミア・コアリション
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:人工肛門患者の社会復帰を促す、高機能排便制御デバイスの開発
研究代表者:京都大学 医学研究科 医学専攻 消化管外科学 博士課程2回生 谷 亮太朗
概要:人工肛門は排便を制御できない。そして、患者は現状、袋に便を貯め続ける、というソリューションのみで、社会活動にも影響が及び、QOL(生活の質)の低下もきたしている。この訴えは患者団体のアンケートでも見られており、離職など仕事内容に影響が出た割合は30%以上である。これは日本の人工肛門患者20万人に換算すると、年間6万人にも及ぶ。それに対して、想定しない排出のための漏れ、匂い等に伴うトラブルにより生じる患者の社会的課題の発生頻度を低減し、患者のQOLを改善するデバイスの開発を行っている。これにより患者は現状の人工肛門管理と同等の出費、侵襲性にも関わらず、劇的な生活の変化を手に入れることが可能になると考えている。 |
エコセル株式会社 | 医療・ヘルスケア | 2022/07/01 | 1 | 横浜プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:動物実験を代替可能な試験管内スフェロイド臓器の開発
研究代表者:公立大学法人横浜市立大学 大学院生命ナノシステム科学研究科 准教授 小島 伸彦
概要:近年、細胞を3次元的に培養することで臓器、組織を模擬し、医薬品候補物質の安全性などを動物実験から代替する取組みがある。例えば膵島細胞は初歩的な3次元スフェロイド培養によって、ホルモン分泌活性が向上することが知られており、組織を模擬する目途が立っている。しかし、実用化を見据えると、臓器、組織がもつ微細構造をより高度に再現する技術が求められている。申請者は様々なデザインを持つスフェロイドを安価・迅速に作製する技術の開発に成功してきた。本GAPファンドでは、製薬企業などのニーズを調査して体系化し、ユーザーがインタラクティブにオーダーできるシステムを作成する。 |
株式会社ドゥナキュア | 医療・ヘルスケア | 2022/06/01 | | 横浜プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:医療の未来を切り拓くDNA修復ー早期事業化に向けた統合的研究開発
研究代表者:公立大学法人横浜市立大学 生命ナノシステム科学研究科 教授 足立 典隆
概要:細胞内における核酸の自然治癒力(DNA修復能)に着目した研究を推進し、「①ゲノム編集効率化試薬」と「②がん治療・診断に有用な次世代核酸医薬品」の創出と実用化を目指す。具体的には、これまでに開発した4種類の新規アイテムの有効性を細胞レベルでさらに検証するとともに、各アイテムのさらなる質の向上と個体レベルでの検証を行い、研究成果の早期事業化につなげる。 |
横浜ラジオロジカ株式会社 | 医療・ヘルスケア | 2022/12/01 | | 横浜プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:画面共有・対話コンサルテーション機能を備えた次世代型遠隔画像診断の発展性と事業化に関する実証研究
研究代表者:公立大学法人横浜市立大学 大学院医学研究科 放射線診断学 准教授 山城 恒雄
概要:遠隔画像診断は、実用化されてすでに20年程度経過しており、近年はへき地や離島の医療機関の画像診断を、遠隔画像診断で都市部の放射線診断医が支援することも盛んに行われている。しかし、現状の遠隔画像診断では、依頼した医師と画像診断を行う放射線診断医のコミュニケーションは、直接の対話ではなく「文字情報によるやりとり(依頼書と報告書)」から成り立っており、インタラクティブな医師同士の対話の機能を有していない。CTやMRIの画像情報の同時共有機能と直接対話を行える機能を、遠隔画像診断システムに装備することで、より依頼医の満足度が高い、精緻な遠隔画像診断サービスを提供できるかどうか、検証することを目的とする。 |
株式会社CollaWind | バイオテクノロジー | 2023/06/27 | | 東北地域 大学発ベンチャー共創プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:上皮化を促進する口腔軟組織(歯肉、口腔粘膜)欠損修復材の開発
研究代表者:国立大学法人新潟大学 医歯学系(歯学部) 教授 泉 健次
概要:申請者は、縫合による創閉鎖不能な患者の口腔軟組織欠損や創傷治療に利用できる組織再建用生体移植材として、上皮側(口腔内)がマイクロパターン化された魚うろこコラーゲン製の膜を作成する技術を開発した。この材料を患者の口腔軟組織欠損部/創に移植することにより、創傷部を早期に上皮化させると同時に組織欠損を修復し、患者の口腔軟組織創傷治癒に貢献する。本プロジェクトにおいて、設立するベンチャー企業では、事業の内容を【研究開発】、【製造技術開発】、【製造】【材料調達】に分け構築をすすめ、本材料を製品化し、国民に提供したい。このうち規模が大きくなる製造については、製造委託先もしくは製造権利の売却先を国内外に募集し、契約を行う。 |
SSR株式会社 | コンピューター - ITサービス | 2023/07/06 | | Tokai Network for Global Leading Innovation (Tongali)
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:超解像による分光分析の高精度化
研究代表者:国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学 未来材料・システム研究所 准教授 原田 俊太
概要:分光分析は、半導体、バイオ、医療、化学など、様々な分野において、研究開発、製品検査などに用いられている。分光分析では、プリズムなどによって各波長成分に分光した分析光を、多数のCCD検出器によって成分ごとに一度に検出するため、測定データは離散的であり、CCD検出器の数以上にデータ点を増やすことができない。このため、データの解像度が不足することが課題である。情報学的な手法と分光測定を融合することにより、分光分析の高精度化を実現する超解像ソフト・システムを開発し、分光分析装置に実装することを目指す。 |
ゲルサイエンス合同会社 | バイオテクノロジー | 2023/02/13 | | 横浜プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:ハイドロゲルを用いた手技トレーニング用生体質感モデルの開発
研究代表者:国立大学法人 横浜国立大学 大学院環境情報研究院 教授 鈴木 淳史
概要:高い生体適合性を有するポリビニルアルコール(PVA)ゲルを用いて、ゲルに見られるユニークな質感を、ゲルの科学を基礎に自由に制御するための技術を開発する。そのために、これまでに代表者が提案してきた新規なPVAのゲル化方法を改良し、従来のゲル化方法では得られないゲルの質感(触感としての粗さ感・硬/軟感・摩擦感、温熱感、透明感など)をシンプルなプロセスで実現し、生体の質感に限りなく近いハイドロゲルを開発する。従来品と比較して格段に高機能を有した生体質感モデルを作製して、医療や医工学分野の手技トレーニング用として実装する。 |
株式会社Nohs | コンピューター - ソフトウェア | 2023/08/29 | 0 | イノベーションデザイン・プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:列車の混雑を見える化し、乗客が安く乗れるかつ混雑を緩和し、安心して移動できる社会の実現
研究代表者:国立大学法人 東京工業大学 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 修士課程 早川 智義
概要:コロナ前は満員電車。コロナ後は混雑に対する恐怖が芽生えた中で、通勤・通学における混雑緩和対策に国、各鉄道会社も取り組んでいる。しかし、列車の混雑をリアルタイムに解析し、かつ乗客の行動変容を結び付けることに成功した取り組みは、まだない。
IoTデバイスにより列車の混雑を超リアルタイムに解析→見える化し、乗客が、専用アプリ立ち上げや情報サイト閲覧することなく、「”改札口やホーム上”で、各車両ごとの混雑情報確認→判断→回避」まで、行動変容できるように情報提供し、混雑を緩和する。また、混雑緩和に協力した乗客にはインセンティブを与え、”より”行動変容が起こるようする仕組みを構築する。 |
Floatmeal株式会社 | 環境関連 | 2023/05/25 | | 北海道・大学等発スタートアップ育成プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:持続可能な食用タンパク源ウキクサWolffiaのオンデマンド生産技術開発
研究代表者:国立大学法人 北海道大学 大学院環境科学院 生物圏科学専攻 博士後期課程2年 カマルシュブロ サジャッド
概要:この研究開発では、Wolffia成長促進細菌技術、水再生技術、IoT、機械学習などを駆使することによって、顧客の要望に応じた品質を保証する安定なWolffia生産システムを開発する。具体的には、Wolffiaの高い収量と高いタンパク含量を実現しつつ、衛生的かつ土地と水資源を効率的に活用した生産システムの基盤を構築する。さらに、生産したWolffiaを協力企業に提供して、機能性食品および動物飼料を共同開発するとともに、その市場性を調査する。 |
株式会社メカノクロス | バイオテクノロジー | 2023/11/01 | 8 | 北海道・大学等発スタートアップ育成プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:メカノケミカル有機合成の実用化
研究代表者:国立大学法人 北海道大学 大学院工学研究院・化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD) 教授・副拠点長(化学反応創成研究拠点) 伊藤 肇
概要:メカノケミカル有機合成は、ボールミルなどを用いて、溶媒を用いずに有機合成反応を実施することができ、従来の有機合成法に比べて、低コスト、高安全性、環境への影響が小さいなど大きな利点を有している。本申請者は、これまで、メカノケミカルクロスカップリング、圧電材料を用いるメカノレドックス、メカノGrignard反応など、新しいメカノケミカル合成手法を多数開発している(特許申請中5件)。本事業では、これらの独自技術を活用し、社会的ニーズの高い化合物を、比較的大きなスケールでかつ高速・低コストで生産し、メカノケミカル反応の実用性を実証する。将来のベンチャー起業立ち上げの際に、この成果を投資家に説明するための実績とする。 |
ゲルサイエンス合同会社 | バイオテクノロジー | 2023/02/13 | | 東北地域 大学発ベンチャー共創プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:乳幼児の発達評価支援事業
研究代表者:国立大学法人 弘前大学 大学院医学研究科 神経精神医学講座 准教授 斉藤 まなぶ
概要:増え続ける発達障害児教育に対して、自治体が実施する乳幼児健診事業は、発達障害児の早期発見と早期介入の責務が生じている。しかし、各自治体で統一された指標はなく、人材や医療資源により地域によって発達障害の早期発見と早期介入に格差が生じる事態となっている。スタートアップ企業は、弘前市における診断アウトカムのある健診データを用いて、顧客のニーズに合った3歳のリスク児抽出プロトコルを検討し、WEBシステムプロトタイプを開発する。顧客にはアセスメントツールと抽出プロトコルによってリスクを評価し、抽出されたリスク児に療育支援サービスの提供を行うことで対価を得るとともに、研究成果の社会実装を図る。 |
株式会社弘前子ども発達支援センター | 医療・ヘルスケア ICT | 2024/02/01 | 2 | 東北地域 大学発ベンチャー共創プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:乳幼児の発達評価支援事業
研究代表者:国立大学法人 弘前大学 大学院医学研究科 神経精神医学講座 准教授 斉藤 まなぶ
概要:増え続ける発達障害児教育に対して、自治体が実施する乳幼児健診事業は、発達障害児の早期発見と早期介入の責務が生じている。しかし、各自治体で統一された指標はなく、人材や医療資源により地域によって発達障害の早期発見と早期介入に格差が生じる事態となっている。スタートアップ企業は、弘前市における診断アウトカムのある健診データを用いて、顧客のニーズに合った3歳のリスク児抽出プロトコルを検討し、WEBシステムプロトタイプを開発する。顧客にはアセスメントツールと抽出プロトコルによってリスクを評価し、抽出されたリスク児に療育支援サービスの提供を行うことで対価を得るとともに、研究成果の社会実装を図る。 |
AQVANA株式会社 | 産業・エネルギー | 2024/07/01 | | 東北地域 大学発ベンチャー共創プラットフォーム
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:観賞魚水槽・陸上養殖向けの新しい水質・飼育魚管理システム
研究代表者:国立大学法人 長岡技術科学大学技術科学イノベーション専攻 助教 NUR ADLIN ABU BAKAR
概要:水生生物の飼料や排泄物から放出されるアンモニア態窒素は水生生物にとって非常に有毒である。一般的な飼育水質維持には、アンモニア態窒素を減らすために1日に水槽容積に対して5〜30%の水交換の希釈を行う。そのため、陸上養殖業者は大量の水と熱交換のエネルギーを消費し、時間と労力も費やしている。水不足が進む中で、大量の水やエネルギーを使わない陸上養殖技術と、労力低減を促す水生物飼育技術が求められている。本研究は高密度養殖水槽でも窒素除去を高速・コンパクトで実現する要素技術と、ICTを活かしたモニタリング技術を基とした、新しい水質・飼育魚管理システムを開発し、水交換不要、省エネ、低メンテナンス、生産性向上という特長を有する完全循環型養殖システムをコマーシャルベースで展開することを提案する。 |
株式会社イロラボ | ビジネスサービス | 2024/06/17 | | 京阪神スタートアップ アカデミア・コアリション
採択年度:令和3年度(2021年度)
研究開発課題名:複雑形状物の色彩・光沢・再帰反射の同時非接触測色システムの開発
研究代表者:大阪市立大学 大学院 生活科学研究科 教授 酒井 英樹
概要:色彩や質感を計測する測定器(色彩計、光沢計、3Dスキャナ)は数多く出回っているが、表面に凹凸や光沢のある物に対しては測定誤差が生じやすい。そのため、食品や化粧品、繊維、印刷物、さらに厳格な色の品質管理が求められる工業製品の生産現場では、熟練者の目視による外観検査が未だに欠かせず、生産・流通現場でのDX化の妨げの一因となっている。
本課題では、既存測定器では対応できない、水や油等が表面に付着した対象物や光沢ある対象物等を正確に画像データとして捕捉できる非接触測色技術を開発し、これまで客観化が難しかった物体の外観を高精度で測色的な画像情報として手軽に扱えるようにすることで、目視工程の代替実現などの新たな価値を多方面に提供する。 |