最終更新日:2025/04/23 05:41
法人番号:6010001170983
ユニバーサルマテリアルズインキュベーター株式会社
企業概要
- 企業名
- ユニバーサルマテリアルズインキュベーター株式会社
- 英語名
- Universal Materials Incubator, Co., Ltd.
- 代表者名
- 木場 祥介
- 住所
- 東京都中央区築地1-12-22 コンワビル2階
- 設立
- 2015/10
- 種別
- VC
- 属性
- 独立系
- 旧または別名
- UMI
- SNS
投資情報
- 株主構成
- 一般社団法人素材・化学技術社会実装化基金 株式会社日本政策投資銀行 東京中小企業投資育成株式会社
- キャピタリスト数
- JVCA会員
- 国内拠点
- 海外拠点
投資先
スタートアップ
企業名 | 設立年月日 | 最新ラウンド 調達日 | 調達後評価額 (千円) | |
---|---|---|---|---|
2010/07/16 | 2023/07/31 | シリーズC | 4,326,000 (推測) | |
エチレンからプロピレン製造が可能なゼオライト触媒技術の実用化に向けて、バイオエタノールからプロピレン(化学品原料)およびプロパン(燃料)等を製造する触媒の開発とその触媒を活用したプラントのプロセス設計を手がける。ETP反応に適したゼオライト触媒により、バイオマス原料からグリーンプロピレン製造技術の確立を目指す。。「化石資源由来からバイオマス由来への原料転換によりエネルギー/化学品のカーボンニュートラルを実現」をビジョンに、「燃料添加剤として大規模に普及しているバイオエタノールからグリーンな液化石油ガス(LPG)代替物や化学品原料となるプロピレンを高効率・低コストで生産できるETP触媒プロセスを提供」をミッションに掲げる。 | 2023/08/01 | 2025/04/11 | シード | 380,000 (推測) |
農業資材として活用できる高吸水性ポリマー「EFポリマー」を開発。「EFポリマー」は、オレンジの皮等の残渣をアップサイクルした高吸水性ポリマー(SAP)。100%有機材料から作られているため、完全生分解性、堆肥化性、非毒性であることが特徴。企業との協業により、保冷剤や日用品、化粧品等の自然由来SAP製品を展開。 | 2020/03/30 | 2025/03/31 | シリーズB | 8,864,208 |
構造タンパク質素材「Brewed Protein(ブリュードプロテイン)」の開発。「Brewed Protein」は、植物由来のバイオマスを原材料に使用した微生物の発酵プロセスにより生産される人工構造タンパク質素材。 | 2007/09/26 | 2025/03/21 | シリーズD | 172,365,480 (推測) |
微生物シングルセルゲノム解析技術を用いた受託解析、及びバイオものづくり事業を展開。微生物を培養することなく、細胞1個からゲノムを解読するシングルセルゲノム解析技術「bit-MAP」の開発。12億遺伝子超をシングルセルゲノム解析技術で収集した微生物ゲノムデータベース「bit-GEM」の提供。バイオものづくりを支援する酵素探索・改変プラットフォーム「bit-QED」の展開。「bit-MAP」によるシングルセルゲノム受託解析をはじめ、ショットガンメタゲノム解析、メタゲノム解析、バイオインフォマティクス解析等を提供。「知を生む土台となり価値を創る梃子となる」をビジョンに、『バイオものづくりの設計から生産まで、「速い、安い、凄い」を実現する』をミッションに掲げる。 | 2018/11/07 | 2025/03/14 | シリーズC | 4,875,210 |
シード支援先
人物
現職
ニュース
外部ニュース
オリジナル記事
2021/06/10
いま、経済活性化やイノベーション創出の担い手として期待が寄せられている「研究開発型スタートアップ」。 一方で研究開発ビジネスの成功には高い壁がいくつも立ちはだかる。技術を開発するだけでも数年を要し、それから生産技術を確立し、量産するまでには多くの資金とリソースを必要とする。そんな研究開発型スタートアップを支援するVCにもまた、専門知識に加え多彩なサポートが求められる。 前編では、リアルテックファンド代表を務める永田暁彦氏と、ユニバーサルマテリアルズインキュベーターでパートナーを務める山本洋介氏に、研究開発型スタートアップへの投資の目利きポイントについて聞いた。<br> 前編:技術だけでない、研究開発型スタートアップの見極め方 後編となる本記事では大企業との連携や出口戦略についてお届けする。 ※本記事は、2020年12月3日に行われたHOME TO HOME セミナー「世界を変える、研究開発型スタートアップ投資の今」の内容が元になっています。
2021/06/03
近年世界的に注目が集まる「研究開発型(ディープテック)企業」。 技術大国と称される日本でも、研究開発を強みとする企業が多く存在し、社会課題の解決に期待が寄せられている。 しかし、設備も資金も必要な研究開発型スタートアップでは、資金調達・連携の事例はソフトウェアサービスに比べてまだ少なく、投資判断や支援も容易ではない。 そこで研究開発型スタートアップ投資の目利きポイントについて、本領域の投資家として第一線に立つ、リアルテックファンド代表の永田 暁彦氏と、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーターの山本 洋介氏に聞いた。 ※本記事は、2020年12月3日に行われたHOME TO HOME セミナー「世界を変える、研究開発型スタートアップ投資の今」の内容が元になっています。
2020/05/29
マテリアルファイナンス特集記事Part2では、素材系スタートアップのKyuluxが設立5年で50億円の調達に成功した裏側に迫った。 Kyuluxは技術のブレークスルーの不確実性を踏まえ、投資家と長期のコミュニケーションを取ることで「投資家不足」の課題を乗り越えている。 この課題に別のアプローチで取り組むのが、設立13年で累計300億円を調達したSpiberと、味の素・東工大・VCが2017年に新会社として設立したつばめBHBだ。ステージは異なるが、どちらも「大企業連携」を軸に資金調達を行う戦略をとる。 2社の事例から、素材系スタートアップの「死の谷」を越えるヒントを探っていこう。
2020/05/23
日本の基幹産業の1つ、素材産業。スタートアップに目を向けると、2019年評価額ランキング上位10社の中に素材系のTBMとSpiberの2社がユニコーンとしてランクインするなど存在感を発揮している。 しかしその裏で、素材系スタートアップで新規上場(IPO)に至った事例は未だない。上場事例が多い情報・通信業とは異なり、高いハードルが存在していることも垣間見える。 なぜ素材系スタートアップは上場事例がないのか。産業特有の難しさと、その解決策はどこにあるか。事業化に至るまでのファイナンスの特徴から紐解いていこう。