ファンド運営者と出資者からみたスタートアップ投資のリアル ～ソニーベンチャーズと川崎重工業の場合～

そんな変化に対応する手段として、スタートアップ投資を行うベンチャーキャピタルへの出資、スタートアップへの直接投資や協業などなにから取り組めばいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ソニーベンチャーズ株式会社の鈴木 大祐 氏と川崎重工業株式会社の岡本 智実 氏をお招きし、ファンド出資者と運営者のリアルについて語っていただきます。 ソニーベンチャーズは2016年の設立から継続的にファンドを立ち上げ、ソニーグループ以外の事業会社からも出資者を募り、運用総額600億円を超えるベンチャーキャピタルとなっています。
川崎重工業は自前主義の脱却を目指し、2017年からイノベーション部を設立し、数件のスタートアップ出資を実行しています。

自社でスタートアップ出資も実行してきた川崎重工業はどういう課題意識から「Sony Innovation Fund」に出資をしたのか。そして、どのようなリターンを期待しているのか。一方でソニーベンチャーズは出資者に対してなにを提供しているのか。なかなか表に出ないファンド出資者と運営者のリアルな声をご担当者のお二人にお伺いします。

このような方におすすめ

・オープンイノベーションやDX推進による企業変革をご担当の方
・スタートアップとの共創にお悩みの方
・CVCなど、事業会社で投資を担当している方

開催概要

開催日時：2022年10月13日（木）11:00~12:15
参加料：無料
視聴方法：動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。
主催：株式会社ユーザベース（INITIAL）

※当日のご案内メールが届かない方はお手数ですが (saas-marketing-branding@uzabase.com) までご連絡ください。
※競合企業様などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。

出演者プロフィール

鈴木 大祐 氏

ソニーベンチャーズ株式会社
シニアインベストメントダイレクター

東京大学工学部機械工学科卒、東京大学大学院にて再生医療を専攻し修士号取得。ゴールドマン・サックス投資銀行部門に勤務の後、日本航空にて経営再建業務および再建後の新規事業創造等を担当。
その後国内ファンドにて再生可能エネルギー等へのインフラ投資ファンドを設立、運用。2017年よりソニーのベンチャーキャピタリスト、2019年には新GP会社Innovation Growth Ventureを設立し取締役就任、新ファンドを調達し設立。2020年にはソニーの環境インパクトファンドを設立。2021年にはソニーベンチャーズ株式会社を設立し、シニアインベストメントダイレクター就任（現職）。ファンド資金調達、ヘルステック、Enterprise Solution、環境テック分野の責任者。

岡本 智実 氏

川崎重工業株式会社
企画本部 イノベーション部

2009年川崎重工業株式会社入社。
船舶海洋部門にて商船の開発・設計業務に従事し、世界初の液化水素運搬船の開発プロジェクトにコアメンバーとして携わる。2017年に現職イノベーション部に異動。初期メンバーとしてスタートアップとの共創を通じた全社の探索活動を推進。現在はSony Innovation Fund 3へのLP出資を通じたオープンイノベーション活動を担当し推進している。

志賀 康平

株式会社ユーザベース Communications & Marketing Division INITIAL Marketing & Branding Team Manager

東北大学工学部を卒業後、西日本旅客鉄道（JR西日本）に入社。非鉄道事業部門の新規事業チームにてM&A・PMIを経験。その後、経営企画部門に異動し、グループ会社の経営管理業務、CVCの戦略策定、新規事業部門の立上げ及び合弁会社（新規事業）の撤退・清算業務を経験。2021年7月からユーザベースに参画。SPEEDAとINITIAL事業のマーケティング&ブランディングを担当。