千葉大学発の環境・エネルギー系企業。 営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に関する事業の展開。
【千葉大発ベンチャー企業「千葉市マッチング事業」初の太陽光発電所完成】 2014 年12月25日
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千葉エコ・エネルギー株式会社(本社:千葉市稲毛区/代表取締役:馬上丈司)は、この度、千葉市環境局の「太陽光発電ビジネスマッチング事業」 を活用することにより、千葉市若葉区加曽利町において「千葉加曽利太陽光発電所」を竣工し、発電を開始いたしました。
本プロジェクトは千葉市が昨年度より実施している「太陽光発電ビジネスマッチング事業」の第1号案件であり、太陽光発電を行いたい土地所有者と発電事業者(弊社)を千葉市が仲立ちしたことにより本発電所の建設が実現しました。
千葉エコ・エネルギーはこれまで国や全国各地の地方自治体と自然エネルギー政策に関する調査や政策立案等に携わってまいりましたが、地元自治体である千葉市との事業はこれが初めてであり、また自社保有の発電所も初となります。
現在千葉エコ・エネルギーでは、同じく千葉市内の観光農園と協働し、農地の上に太陽光発電設備を設置する営農型太陽光発電「ソーラーシェアリング」の取り組みを進めております。今回の千葉加曽利発電所でのデータを活用して、千葉市の自然エネルギー政策の進展や自然エネルギー普及に一層努めていきたいと考えております。
また、千葉エコ・エネルギーは全国各地の自然エネルギー発電設備に対する事業性評価を累計500MW以上手がけており、それにともなって今後社会的に重要となると考えられる発電設備の長期安定稼働に向けた維持管理体制や、性能評価などの事業を展開するため、本発電所においてもさまざまな技術実証実験等を展開していく予定です。
【発電所概要】
■事業主体
発電事業者:千葉エコ・エネルギー株式会社
施工業者:株式会社大木無線電気(千葉県船橋市芝山4-18-1)
■設置場所
土地所在:千葉市若葉区加曽利町346番地1、347番地2
面積:2046㎡
土地所有者:個人(千葉市若葉区加曽利町)
■発電設備
発電所名称:千葉加曽利太陽光発電所
発電規模:183.6kW(公称出力)
年間予想発電量:200,000kWh(推計値)
太陽光パネル:カナディアン・ソーラー製 CS6P‐255P 720枚
パワーコンディショナ:田淵電機製 EPU-E-T99P-SF 15台
【千葉エコ・エネルギー株式会社概要】
2012年10月に千葉大学の講師や学生によって設立された文理融合型大学発ベンチャー企業。
全国各地において自然エネルギーの導入支援や事業性評価(発電シミュレーション、資金計画表作成等)を手がけ、事業性評価は太陽光や風力など全国で500MW以上の実績がある。
また、学術的知見を背景として自然エネルギーに関する調査・研究も実施しており、千葉大学廣井良典研究室との共同研究や、平成25年度資源エネルギー庁受託事業(長野県小布施町)、同平成26年度事業(宮崎県高原町)、平成26年度環境省事業(地域の自然シンボルと低炭素地域社会)といった調査事業を幅広く手がけている。
■本事業に関するお問い合わせ
千葉エコ・エネルギー株式会社
担当:富岡
住所:千葉県千葉市稲毛区緑町1-16-22-305
TEL:043-301-6998
Mail:contact@chiba-eco.net
Web:http://www.chiba-eco.co.jp/