ジャパンベンチャーリサーチは、ベンチャー企業支援を目的として未公開ベンチャー企業の成長と資本政策に関するJVRデータベースを作成している。これらのデータは、大…
ジャパンベンチャーリサーチは本年1月、2011年は日本においてICTスタートアップ・アクセラレーターが多く生まれ、シード・ファイナンスが活況となった状況をレポートいたしました。
このような動きは米国にも見られ、米国法律事務所Fenwick & West LLPが2010年より米国のインターネット/デジタルメディア・ソフトウェア産業のシード・ファイナンスの詳細な調査・分析を行っています。
この米国における調査・分析は日本のスタートアップ・アクセラレーター、またはベンチャー企業関係者にとって有益な情報であると考え、JVRでは当レポートを翻訳し公表することといたしました。
日本と米国でシード・ファイナンスとインキュベーションが活況となっている状況は類似しており、一方で日米の異なった投資の実態は、日本のシード・ファイナンスを考える上で参考となるでしょう。
本レポートはFenwick & West LLPによるSeed Finance Surveyの第2弾となる2011年の調査結果レポートの翻訳です。当レポートでは2011年の調査結果に加え、トレンドを理解できるよう、2010年調査結果との比較も行っています。
調査結果レポートの概略
・インターネット/デジタルメディア・ソフトウェアにおけるシード・ファイナンスは増加、資金提供者は多様化の傾向。
・convertible noteの利用が対前年で10%増加し、取引額も大型化。
・シード・ファイナンスにおける優先株式、convertible noteの条件設定やバリュエーションは、起業家に有利な傾向が見られる。
株式会社ジャパンベンチャーリサーチ 村上
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