ジャパンベンチャーリサーチは、ベンチャー企業支援を目的として未公開ベンチャー企業の成長と資本政策に関するJVRデータベースを作成している。これらのデータは、大…
株式会社ジャパンベンチャーリサーチ(以下JVR、代表取締役会長:北村彰、代表取締役社長:林耕平)は、このたびベンチャーキャピタルの投資動向に関するレポート「ベンチャーキャピタル投資の経年推移~VEC 投資動向調査報告書から~」について、2011年の調査結果を反映し更新いたしましたのでご案内申し上げます。
本レポートは、一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター(旧財団法人、VEC)が 1985 年以来行ってきたベンチャーキャピタル投資動向調査について、入手可能な報告書に基づき各年の調査項目を長期的な視点でまとめ直し、約20 年にわたるベンチャーキャピタル投資の実態を概観できるようにしたものです。
・IPOによるイグジットは2000年代半ばまで収益の大半を稼ぎ出しており、ベンチャー投資の大きな動機づけを与えていたことが窺えます。しかし2007年以降は実現利益が激減、2010年はマイナスへ転じるなど厳しい状況下、経営者への売戻しが急増しました。
・業種別では、近年IT、バイオ/医療/ヘルスケアへの投資金額割合が減少・小型化の傾向が見られます。一方、2010年のクリーンテックへの投資金額割合が大きく増加、大型化しました。
・地域別投資残高では、近年アジアが占める割合が増加し続けています。
・ステージ別では、2010年はシード・アーリーステージが小型化し、レーターステージが大型化する傾向が見られました。
株式会社ジャパンベンチャーリサーチ 村上
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