新技術の事業化 大阪ガス 挑戦のリアル～VCとジョイントベンチャー設立に迫る

そこで今回は、大阪ガス株式会社の新技術を事業化させるにあたり、VCとジョイントベンチャーの設立を選択した「SPACECOOL」のプロジェクトを例に、同社 理事 イノベーション推進部長 野村 俊一 氏とSPACECOOL株式会社 CTO 末光 真大 氏をゲストにお迎えし、保有する技術の事業化について議論します。

野村氏は、大阪ガスにて0⇒1の「事業構想」フェーズと1⇒10の「事業化」フェーズを統括する同部門の責任者として、スタートアップとの共創や自社技術を起点とした事業開発など様々な手段や自社部門との連携で事業開発を推進しています。

末光氏は、実際に大阪ガスにて放射冷却素材を開発し、ベンチャーキャピタルとのジョイントベンチャーとして事業化し、CTOとして現在も同事業の事業推進に最前線で取り組んでいます。

新会社設立にあたり、ベンチャーキャピタルを選択した背景や意図、さらに大阪ガスが取り組む新規事業の全体像や戦略のリアルに迫ります。

このような方におすすめ

• 事業の競争力強化を推進する事業部門の責任者/担当者様
• 新規事業を推進する経営企画・事業開発部門の責任者/担当者様
• 共創をミッションとする技術・研究開発部門の責任者/担当者様
• オープンイノベーションやDXの責任者/担当者様
• CVCなど事業会社でスタートアップ投資の責任者/担当者様

開催概要

開催日時：12月13日（水）11：00～12：15
参加料：無料
視聴方法：動画視聴方法につきましては、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。
当日のご案内メールが届かない方はお手数ですが (saas-marketing-branding@uzabase.com) までご連絡ください。
主催：株式会社ユーザベース（INITIAL）

※競合企業様などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。

出演者プロフィール

野村 俊一 氏

大阪ガス株式会社 理事 イノベーション推進部長

1991年大阪ガス株式会社に入社。ネットワーク部門、主に家庭用マーケティング部門に従事。1997年にInternational University of Japan（国際大学）でMBA取得。内、1996年にNational University of SingaporeのMBAに交換留学。その後LNGマーケティング＆シッピングチームのジェネラルマネージャーとして、LNGトレーディング等の海外ビジネス、2014年より家庭用電力小売り自由化を担当。2018年より、エナジーソリューション事業部の市場開発部長、事業推進部長として、全国エネルギー市場開発、アライアンスを統括。2023年4月より現職。

末光 真大 氏

SPACECOOL株式会社 CTO

2012年大阪ガス株式会社に入社。エネルギー技術研究所の研究員として光工学を基盤とした研究開発の推進を行うとともに新規テーマ立ち上げを複数実施。2017年に立ち上げた放射冷却技術の研究開発を事業化するために2021年にSPACECOOL株式会社を設立。現在はCTOとして研究開発や他社連携、量産等を推進中。2019年に京都⼤学にて光工学分野の博⼠号を取得。受賞歴：SPIE Green Photonics Award（2016）、応⽤物理学会奨励賞（2019）、近畿化学協会環境技術賞（2021）等

志賀 康平

株式会社ユーザベース Marketing Division INITIAL Marketing Team Leader

東北大学工学部を卒業後、西日本旅客鉄道（JR西日本）に入社。非鉄道事業部門の新規事業チームにてM&A・PMIを経験。その後、経営企画部門に異動し、グループ会社の経営管理業務、CVCの戦略策定、新規事業部門の立上げ及び合弁会社（新規事業）の撤退・清算業務を経験。2021年7月からユーザベースに参画。SPEEDA事業を経験したのち、INITIAL事業のマーケティング&ブランディングを担当。